リクナビ問題

リクナビ2020より
個人情報保護法に基づくユーザー(学生)の同意が取れていなかったというのは単なる「手続き上の不備」の話かと思ったが、実際はAIが予測した「内定辞退率」を38社の企業に販売していた事がわかって大炎上しているそうな。
そもそも「AIが予測した内定辞退率」が個人情報に含まれるのかどうかという観点でも賛否両論ありそうだが、結局「内定辞退率」って何に使うの?と思って調べたところリクルートキャリアの発表に
その結果を「採用選考のプロセスが途絶えてしまう可能性」として企業に提示することで、企業は適切なフォローを行うことができ、学生にとっては、企業とのコミュニケーションを取る機会を増やすことができます。
とあるので、辞退しそうな内定者に対して企業側から辞退しないように何かしら働きかける事を想定していて、学生にとっての利益を考えていなかったわけでもなさそうだ。
ただリクルートキャリアの第2報では
今回、多くの関係者の皆さまから、さまざまなご指摘をいただきました。何よりも学生の皆さまの「不安」「怖い」「裏切られた」といった言葉に触れることで、学生の皆さまの心情に対する当社の認識欠如こそが、根本的な課題であると認識するに至りました。 特に、学生の皆さまにとっては初めての就職活動だからこそ、不安や戸惑いを感じられることも多く、本来であれば学生の皆さまの視点に十分に寄り添うことを第一にすべきだったと重く受け止めております。学生の皆さまの心情やご状況を十分に踏まえたサービス設計・経営判断ができていなかったという強い反省のもと、今後、リクナビなど新卒学生向けサービスの在り方を、抜本的に変えていく所存です。
と、丁寧な説明が不足していた事を認識し、サービスを廃止する事にしたようなので、個人情報の第三者提供という観点で**「個人情報の共同利用」**を謳うCCCより誠実だと思うよ。
参照
ITmedia ビジネスオンライン https://www.itmedia.co.jp/business/
- リクナビが就活生の「辞退予測」情報を提供――選考の「辞退可能性」も5段階で判定していた 2019年8月1日
- リクナビ、内定辞退予測サービス廃止 「学生から適切な合意が取れていなかった」 2019年8月5日
- リクナビの「同意なしに学生の個人情報提供」はなぜ起きた? 裏には企業との業務提携関係 2019年8月5日
- リクナビ問題が大炎上した真相 “利用者不在”の人材ビジネスに潜む「構造的歪み」とは 2019年8月13日
リクルートキャリア https://www.recruitcareer.co.jp/
- 当社サービスに関する、一部の報道につきまして 2019年8月1日
- 『リクナビDMPフォロー』における学生7983名を対象としたプライバシーポリシー同意取得の不備と、サービスの廃止につきまして 2019年8月5日
Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/