ASKA逮捕の余波

4月に発表された『宮崎駿監督作品集』が、ASKA逮捕の余波で発売延期になった模様。

『宮崎駿監督作品集』

宮崎駿監督作品集より

しかし、『宮崎駿監督作品集』の「特典ディスク」に含まれるプロモーションフィルム『On Your Mark』(約7分)まで問題視し排除するというディズニーのスタンスには激しく納得がいかない

先日、春日市の小学校の校長先生が覚せい剤所持容疑で逮捕されるというショッキングな事件があったが、その余波で作曲した校歌を変更する動きが出ているらしい。事件の余波で容疑者が儲かるような構図は許せないので、ASKA自身が中心となっている「CHAGE and ASKA」作品やソロ作品を出荷停止というのは「相応の罰」として理解できるが、どんな経緯で「校歌が相応しくない」という考えになるのだろうか。事件によって万里の河を始めとした名曲の数々が色褪せる事は全く無く、楽曲の良し悪しと作曲者や作詞者の人格なんて全く関係無いとさえ思うよ。

そういう観点でどうも社会的に「臭いものに蓋」をして取り敢えず収めてしまおうという風潮が蔓延しているような気がしてならない。悪い事をした人は「悪い人」で相応の罰を受けてしかるべきだが、「悪い人」が関係したものが全て「悪いもの」として片付けるのは、いかにも短絡的で稚拙な価値観と言わざるを得ない。

同様に覚せい剤所持で逮捕された槇原敬之は更生してまた世界に一つだけの花などの名曲を作っているが、清水健太郎は覚せい剤やら脱法ハーブやらで4年に1度くらいのペースで逮捕されている。

校長先生だって聖人君子ではないし、TVでよく見る著名人や高名な識者であっても人間には弱い面があったり、失敗したりする事がある。立ち直れる人もいるし、立ち直れない人もいるが、それはその人だけの問題にすべきではなく、周囲を含めた社会としての課題とすべきではないだろうか。子供たちと一緒に前を見据えて「悪い事」と「そうでない事」を再認識する機会にすべきかと思う。

というわけで、安易な決断をしようとしているディズニーには再考を促したい。

それにしても「覚せい剤」には酒井法子を含めて福岡に縁のある人間が多いなぁ。

参照

西日本新聞 http://www.nishinippon.co.jp/

AV Watch http://av.watch.impress.co.jp/

ITmedia ニュース http://www.itmedia.co.jp/news/

ディズニー http://www.disney.co.jp/

Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/