Wi-Fi公害じゃ?

中日本高速道路とソフトバンクモバイルが高速道路のサービスエリアに無料の公衆無線LANを展開というニュース。

WiFi Analizerでも数えられないほどのESSIDが…

博多駅にて

「無料」というのは一見いいのだが、ユーザーが多くなると繋がりはするものの肝心のパケット通信が滞ってしまい使えない事が多い。最近は携帯各社がこぞってオフロードを進めているものだから、WiFiスポットが多過ぎるというのもその悪循環に輪を掛ける。

そもそも、802.11gの無線LANでは5MHz刻みで14のチャネルに分割しているが、電波は22MHz(5チャネル分)の帯域を使用する枠組みになっているので、実際問題として3チャンネル以上を同時に使おうとすると干渉が避けられない事になる。

例えば博多駅で観測してみるとパッと見ただけで20近いWiFiが設定されているのがわかる。docomoやFukuoka_City_Wi-Fi、auやWi2は1つの電波で複数のESSIDを名乗っているだけだと思うが、少なくともチャネル1,3,6,9,11,13は公衆無線LANで使用されている。更によくみると、docomoだけでも1,6,11の3チャネルを使用しているし、ソフトバンクも9と13を使っている。これに東急ハンズ等の独立系フリースポットや個人のモバイルWi-Fiルータが加わるわけで、そら干渉しないで通信できる方がおかしいと思うわ。

契約者流出が続くと言ってもまだまだシェアNo.1のNTTドコモなので、人が集まるところではここまでスループットが下がるものなのか…と思っていたのだが、駅やスタバなどWi-Fiスポットがありそうな場所ではモバイルルータではなくスマートフォンで直接データ通信できるようにした方が良さそうだ。公衆無線LAN対応Wi-Fiルータなんて、11gではとても使用に耐えないんじゃなかろうか、と思う。

公衆無線LANも10年を経てどっちかというと迷惑な状況になってきたので、そろそろ11gは卒業しましょうや。

参照

ITmedia ニュース http://www.itmedia.co.jp/news/

INTERNET Watch http://internet.watch.impress.co.jp/

ASCII.jp - TECH http://ascii.jp/tech/