Suica騒動
JR東日本が日立 交通系ICカード分析情報提供サービス向けにSuicaデータを提供していた話。

データの詳細がわからなかったので静観していたのだが、ITproの記事が興味深かった。
一番気になる「提供対象となったSuica乗降履歴のデータ項目と、その粒度」については
乗降駅、利用日時、鉄道利用額、利用者の性別と生年月、そしてSuicaIDから変換した識別用IDだ。日時は秒単位で渡している。数字は個々のSuica読み取り機のタイマーに準拠するので、どこまで正確かは分からないが・・・。
との事。
SuicaIDは1ヶ月単位で変換してから渡す事になっていたそうなので、即"再識別"可能とまでは言わないが、「一括で渡した過去2年半分のデータは同一の変換済IDで提供」となっていたという事なので、“再識別"のリスクが比較的高く、JR東日本の情報意識が比較的低い事が推察される。
ちなみにソフトバンクの「接続率」に使われたAgoop社が開発したスマートフォンアプリでは毎日変更するIDをキーに収集しているそうだ。そもそもの目的が違うので一概には比較できないが、交通系ICカード分析情報提供サービスの方が「人の動き」に着目するだけに、そのあたりの意識はより敏感であってしかるべきと思う。
ちなみに、Suicaデータ利用拒否申請は1週間で9400件余りだったそうだが、周知が足りてないんじゃ無いんですかね?
JR東日本は9月25日まで申請を受け付けた後、該当するデータを除外したうえで10月ごろから販売再開の方針らしいので、気になる人はお早めに。
参照
ITmedia ニュース http://www.itmedia.co.jp/news/
- 日立、Suicaビッグデータから駅利用状況を分析するサービス 2013年6月27日
- JR東日本、Suicaデータの社外提供について詳細を公表 希望者は提供データから除外も 2013年7月25日
マイナビニュース http://news.mynavi.jp/
- ビッグデータの活用に「待った!!」がかかる!? - JR東日本がSuicaの件で謝罪 2013年7月25日
- JR東日本、Suicaデータの社外提供「重く受け止めている」今後の対応を発表 2013年7月26日
ITpro http://itpro.nikkeibp.co.jp/
- Suica乗降履歴データの外部提供で問われるプライバシー問題—JR東日本に聞く 2013年7月24日
- JR東日本がSuicaデータの外部提供について説明、オプトアウト受付も開始 2013年7月26日
- [続報]オプトアウト受付は既に8800件、Suica履歴提供の仕組みをJR東日本に改めて聞く 2013年8月2日
ケータイ Watch http://k-tai.impress.co.jp/
メールのプロの独り言 http://akibaryu.seesaa.net/
- Suicaデータ利用拒否一週間で9400人 2013年8月2日