4Kテレビ元年

先月のソニーのBRAVIA X9200Aに続いて、シャープのAQUOS UD1東芝のREGZA Z8Xと、各社から「普及に弾みが付く」と言われている「1インチ1万円」の価格帯を実現した4Kテレビが発表された。

Z8Xシリーズ

REGZA Z8Xシリーズより

CEATEC JAPAN 2011で発表、2011年の暮れに発売された世界初の家庭用4KテレビREGZA 55X3が90万円近くした事を考えると1年半でこの価格帯まで下げてきたのは努力の賜だろう。

しかし、何と言っても足を引っ張るのが「4Kコンテンツもほとんどない」という状況だ。4Kテレビのコンテンツ問題は解消したという意見もあったが、AV Watchの記事によると放送メディアのスケジュールは2014年に4Kスーパーハイビジョンの、2016年に8Kスーパーハイビジョンの実用化試験放送が始まり、本格放送は2020年というロードマップになっているそうな。つまり、結局は暫くBlu-rayビデオのアップコンバートが中心という事になるので、訴求力についてはあくまでも限定されそうな印象。

各社ともボーダーラインを意識した戦略的な価格設定をしているものの、「エコポイント特需」で需要を先食いした後で、フルHDの50インチが実売15~20万円程度で調達できる事を考えるとちょっと今までのようにすんなりとはいかないんじゃないかという気がするが、本格放送が始まる2020年までのんびり構えているわけにもいかないメーカーの事情もわからないでは無い。何とか日本製テレビの意地を見せて欲しいところだ。

早いもので我が家の37Z3500も5年が経過し、ヨドバシの延長補償も期限切れ。“なっちゃん"が容赦なくバンバン叩くので、そろそろ壊れるんじゃ無いかとヒヤヒヤしているのだが、かと言って叩かれるのを覚悟で50万円のテレビなんてとても買えないですな。

参照

AV Watch http://av.watch.impress.co.jp/

ITmedia LifeStyle http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/

AV&ホームシアター Phile-web http://www.phileweb.com/

Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/