著作権法改正案

報道によると、6月15日午前の文部科学委員会で、政府が提案した著作権法改正案の採決前に自民・公明が違法ダウンロードへの刑事罰導入を盛り込んだ修正案を提出し、民主を含め賛成多数で可決。午後の本会議で修正案を含む形で可決されたとの事。

予てよりDVDリッピングを違法とする著作権法改正案が審議されていたのは知っていたが、どさくさ紛れで2009年の改正著作権法で盛り込まれた「違法ダウンロード」の刑事罰まで導入される事に。

なお今回の著作権法改正により、“写り込み"については合法と規定された。何もしないよりはマシだが、慣例通りに個別条項を作っただけでフェアユースとなる一般条項が作られたわけではないのが残念。「日本版フェアユース」を引っ張っていたはずの知的財産戦略本部は何をしてるんだ。

また、私的複製の範疇として認められてきた「自分のDVDを自分のPCに保存する」行為が今後は違法になる。今のところ罰則規定は無いが、違法ダウンロードへの刑事罰導入と同様に数年後に導入される可能性もある。

衆議院を通過しただけなので、次は参議院での審議がある。“良識の府"を掲げる参議院のセンセー方の良心にも期待したが、政党間の政治的な取引で「修正案」が抱き合わせになった匂いがプンプンするだけに、取り敢えずこんないい加減な国会運営には異議を唱え、著作権法改正案は慎重に審議しなおして頂きたい。「ダメと言ってもネットは止まらない」のと同じように、政治も止まらないのかな。

参照

INTERNET Watch http://internet.watch.impress.co.jp/

ITmedia ニュース http://www.itmedia.co.jp/news/

MIAU : 公式サイト http://miau.jp/