うるう秒

2012年7月1日は1日が1秒長い

情報通信研究機構Webサイトより

日本時間の7月1日、3年半ぶりに「うるう秒」が適用され、実際には朝8時59分59秒と9時0分0秒の間に8時59分60秒が挿入される。

その件について情報通信研究機構で開催された記者説明会の記事を興味深く読んだ。

「原子時」が

セシウム133のエネルギー状態が遷移する際に放射する電磁波をカウントし、その91億9263万1770回(周期)分を1秒と定めている

のは知っていたが、逆に「世界時」(UT1)が、

クエーサーからの電磁波を2つの超基線電波干渉計で観測することで地球の回転を観測して求める

というのは知らなかったな。

ま、知らなくても特に困りはしないのだが。

ただ、「NTPについては、プロトコルにうるう秒対策が盛り込まれているので、ユーザー側での対応は必要ない。」というのはどういう事かと思ったら、続けて

ちなみに、2010年6月に改訂されたRFCでは、うるう秒のためのLIビットを当月中(この場合6月1日~30日)立てることに変更されたが、NICTでは古いRFCに準拠するソフトを考慮し、6月30日の1日だけLIビットを立てる。

と書いてあったがよくわからない。

ちなみに国際原子時(TAI)は世界に約400台ある原子時計が刻む時を加重平均して算出され、協定世界時はTAIから整数秒遅らせて算出している時刻で、実際の時計装置がリアルタイムで時を刻んでいるわけではない。

という関係から「うるう秒」適用後はUTCの遅れは34秒から35秒に広がる事を理解すれば、「NTPプロトコルにうるう秒対策が盛り込まれている」という件がなんとなく理解できた気がするよ。

参照

PC Watch http://pc.watch.impress.co.jp/

INTERNET Watch http://pc.watch.impress.co.jp/

NICT-独立行政法人 情報通信研究機構 http://www.nict.go.jp/

Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/