DigiNotar事件

先週公表されたオランダのSSL認証局DigiNotarが「google.com」に対する偽SSL証明書を発行していた事件

Diginotar internet trust services, certificaten, elektronische handtekening.

http://www.diginotar.nl/より

8月29日には認証局によって偽証明書が取り消され、翌日にはブラウザ側でも対処版がリリースされたので3月の事件と同様に事態は程なく収束する事を期待していたのだが、今週になって発行された偽証明書が500個を超えている事が明らかになり、沈静化どころか日を追う毎に大変深刻な事態になってきている。

「addons.mozilla.org」のドメイン用のものもあったそうなので、先週金曜日にaddons.mozilla.orgが繋がらなかったのはこの為と思われる。

実際問題としては、イランのユーザーがGmailで送受信するメールを狙われたという話があるが、3月の事件から半年も経たずにまた大量の偽証明書が発行される等という事件はSSLの根幹を揺るがす大事件で、まだ事件の全容が明らかになっていないが3月に犯行声明を出したComodoHacker今回の事件でも犯行声明と共に別の認証機関への攻撃も示唆したそうなので日本のユーザーも安心してはいられない。

取り敢えずWindows Updateに加えてFirefoxの6.0.2、Chromeの13.0.782.220など、各ベンダーは既にDigiNotar CA 証明書の無効化版をリリースしているので速やかにアップデートして欲しい。もし、諸般の事情でアップデートできないようならば手動でDigiNotar CA 証明書の削除すれば良い。

と思ったのだが、Appleではダンマリを決め込んでいるのか公式発表がない。Mac OS XでSSL認証処理にバグ?があり証明書の削除を行ってもダメだという話もあり、どうしたもんかね。

一方、ComodoHacker自身のPastebin:Striking Back…で書いているが、DigiNotarの管理者Passwordが"Pr0d@dm1n"だったとは驚いたね。ツールをかければ数分でクラックできる程度のパスワードを使っていたとは、インターネットセキュリティの根幹を背負う認証局としてお粗末にも程がある。

参照

INTERNET Watch http://internet.watch.impress.co.jp/

ITmedia ニュース http://www.itmedia.co.jp/news/

CNET Japan http://japan.cnet.com/

マイコミジャーナル http://journal.mycom.co.jp/

次世代ブラウザ Firefox http://mozilla.jp/firefox/

Mozilla Japan セキュリティセンター http://www.mozilla-japan.org/security/

Diginotar internet trust services, certificaten, elektronische handtekening. http://www.diginotar.nl/

Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/