中国がスパコン世界一
去年の事業仕分けで事実上の「凍結」と判定された次世代スパコン。

今年も世界中のスーパーコンピュータの処理能力をランク付けするTOP500 Supercomputing Sitesから2010年11月版リストが出た。
6月まで1.75 petaflop/sでトップに君臨していたCrayのJaguarもついに王座陥落し、替わって2.57 petaflop/sを記録した中国の国防科学技術大学製の天河一号(Tianhe-1A)がトップに躍り出たそうだ。
Top100で見るとたかだか5台に過ぎないのだが、3位にも中国の「Nebulae」が入っているし、近年のコンピューティング能力強化には並々ならぬ意気込みを感じる。
対して日本のスーパーコンピュータはTop100に9台入っているものの、ベスト10には東京工業大学のTSUBAME 2.0が1.192petaflop/sで4位に入っているに留まっていて、今年は年間GDPで中国が日本を上回るという予測も「言わずもがな」な説得力がある。
ちなみに話題の理研の次世代スーパーコンピュータ「京」も建造中ながら最終形態の1/200でエントリーして48 teraflop/sのスコアで170位につけている。200倍すると9.6petaflop/sとなるので、今のところ"世界一"を狙った計画通りの性能が出ていると思われるが、2年後にはこのあたりの勢力図がどうなっているのか…
参照
ITmedia News http://www.itmedia.co.jp/news/
- 中国産スーパーコンピュータ、IBM抜き世界2位に 2010年6月1日
- 次世代スーパーコンピュータ、愛称は「京」 2010年7月5日
- 世界最速スーパーコンピュータ、中国の「天河」に 日本のTSUBAMEは4位 2010年11月15日
TOP500 Supercomputing Sites http://www.top500.org/
- TOP500 List - November 2010
- Tianhe-1A
- TSUBAME 2.0
- K computer, SPARC64 VIIIfx 2.0GHz, Tofu interconnect
TSUBAME2 | [GSIC]東京工業大学学術国際情報センター http://www.gsic.titech.ac.jp/tsubame2/
理化学研究所 次世代スーパーコンピュータ開発実施本部 http://www.nsc.riken.jp/