EPSONご乱心?
エプソンが5月に発表したインクジェットプリンター EC-01。

いわゆる既存製品を軽くエコ方向に目先を振っただけの商品かと思いきや、PC Watchの記事を読んで、新しいビジネスモデルを世に問う新製品と知って驚いた。
その特徴は約8,000枚印刷できる大容量インクパック(通常のカートリッジ91個分相当)を内蔵しているという事。言うまでもなく、本体を薄利で沢山販売しておいて交換用インクカートリッジの販売で収益を上げる既存のビジネスモデルとは大きく異なる製品だ。
確かに「使用済みインクカートリッジ」はリサイクルが基本だが販売店が近くにない人にはなかなか難しいと思うので、「使用済みインクカートリッジの廃棄」という問題はついて回る。そういう意味では確かにエコフレンドリーではあるが、ユーザーによるインク補充もできないという事を考えると以前書いた互換カートリッジを排除する施策という見方の方に説得力を感じるな。
プリンター本体を含めた印刷コストはA4カラー1枚あたり約8.2円との事。PX-101の10.2円/枚より割安だが、約8,000枚印刷する前に寿命が来たりするとどうかな。インクジェットだとどうしてヘッドの目詰まりとかも気になるので、家庭用にはカートリッジ方式が向いてる気がする。
ちなみにインク補充サービスは「プリンター本体ごと回収」という事だが、その間の代替品も提供されるのかな?
参照
エプソン http://www.epson.jp/
PC Watch http://pc.watch.impress.co.jp/
- エプソン、カートリッジレスで環境負荷を抑えたインクジェットプリンタ「EC-01」 2010年5月12日
- 【大河原克行の「パソコン業界、東奔西走」】 エプソンがカートリッジ交換不要プリンタ投入で目論む新たな世界 2010年7月5日
ITmedia +D PC USER http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/