ICカード免許証

昨日気付いた運転免許証のICカード化についてちょっと調べてみた。

ICカード免許証を発行します!

福岡県警察のページより

まず警視庁等では2007年(平成19年)から導入がスタートしていて、一部の県を除き2008年度末までに導入される模様。2006年9月には/.でも話題になっていた

ICチップに記録されるデータは氏名生年月日免許証交付年月日有効期間免許の種類免許証番号本籍顔写真の8つで、これらの情報を保護する為に必要となるのが暗証番号だ。

暗証番号と言えば銀行や郵便局のキャッシュカードでお馴染みだが、ICカード免許証の場合は数字4桁の暗証番号が2組必要で、本籍顔写真については両方の暗証番号を入力する必要があるとの事。

免許証で本籍や顔写真が必要になるシチュエーションにはちょっと心当り無いのだが、それほど使わなそうな2組の暗証番号を覚えていられる自信が無い…

また**“暗証番号を3回続けて間違えるとICチップは読めなくなる”らしい。氏名~免許証番号を取得する場合にうっかり暗証番号(1)と間違えて暗証番号(2)を入力してもたぶんダメっぽい。しかし、万が一にもICチップが読めなくなった**場合、運転免許試験場や警察署で復旧できるそうだ。また暗証番号を忘れた場合は運転免許試験場で照会に応じてくれる。

が、復旧や照会はできても番号変更は出来ないらしいので、うっかり暗証番号を漏らしたりしてしまうとマズい事になる。

ちなみに今のところ運転免許証としての効力はICチップ情報の有無には関係無く有効なので、意図的に**“暗証番号を3回続けて間違え”ICチップを読めなくする**という荒技はある。ロックが掛かった状態でも警察はチップ情報を読めるという話もあるが真偽のほどは不明。

じゃ、何の為のICカード化なのか?というのがよくわからなくなってきたのだが、

セキュリティ産業新聞社の記事によると、免許証の認証を経ないとエンジンがかからない仕組みを自動車に導入して有効期限切れをチェックすることや、ICカード内の顔写真データと運転席のカメラで撮影した運転者の顔が一致するかで本人認証することも検討している

という話もあり、なるほどそういう事なら非接触ICチップである必要性があるわけだ。

ちなみに**“暗証番号を設定しなかった場合、ICカード読み取り装置を持っている人が、何らかの理由で至近距離(約10cm)まで近づくとICチップ内の個人情報がその人に読み取られるおそれがある”とも書かれているので、“暗証番号を設定しない”**という選択肢もありそうなニュアンスだ。

ちなみにICカードの規格的にはFeliCaではなく、住民基本台帳カードICパスポートと同じく政府御用達のISO/IEC14443 Type Bとの事なので、新しいパソリでも読めそうだ。

参照

警視庁 http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/

福岡県警察 http://www.police.pref.fukuoka.jp/

スラッシュドット・ジャパン http://slashdot.jp/

Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/