屋内電力線LAN始まる

10月4日に晴れて解禁となった高速電力線通信(PLC)。屋内に限られている為にFTTHやADSLの代りになるわけではないが、屋内に張り巡らされている電力線を使って(新しく配線を追加する事なく)各部屋にLANのポートを取り付ける事ができる仕組みだ。

HDDレコーダーや地デジ対応テレビ等の家電品が対応する事によって、電源ケーブルをコンセントに差し込むだけでブロードバンドルーターを経てインターネットに接続できるようになるのがあるべき姿なのだが、対応家電が無い現状ではコンセントからEthernetに変換する**“モデム”**が市場を開拓する役割を担っている模様。

ちなみに理論上の通信速度は最大190Mbpsを謳っているものの、ITProの記事に依ると実効速度は10~30Mbpsに過ぎないらしい。10BASE-Tや無線LAN(11g)よりはマシだが、100BASE-Tには及ばないという事だ。

盗聴などのセキュリティが心配で無線LANの導入を躊躇っている人には朗報かもしれないが、PLCにはPLCで屋外給電線への漏洩は本当に防げているのか?というのが気になるところだ。

またアマチュア無線に影響を与えるという反対意見があったが、このあたりも導入が進んだ時点での再影響評価が必要だろう。

参照

日経ITPro http://itpro.nikkeibp.co.jp/