Winny絡みの情報流出

ファイル交換ソフトWinnyに絡んだ情報流出・漏洩事件が後を絶たない。

土手の菜の花

3/4 筑後川にて

ちょっと遡っただけでも京都刑務所の事故名古屋市消防局の事故富士通の事故富士宮信金の事故海自の事故NTT東西の事故モスフードの事故と、ざっと7件を数えている。

特に自衛隊の情報流出は米軍の機密情報を含むという噂も一部にはあり、もしそれが本当だと日本の安全保障だけでなく今後の日米関係にも悪影響を及ぼしかねない深刻な問題に発展する心配もある。

基本的にはコンピューターに関するリテラシーがそれほど高くないユーザーの迂闊な行為が原因だと思われるが、富士宮信金の事故は開発・保守業務を請け負ったNEC関係者の失態だという事から、IT業界の中にはその程度のお粗末な関係者も居るという実態を図らずも露呈した事にもなり、そういう観点でもショックは大きい。

これはWinnyを通して共有する初のマルウェアAntinnyが2003年8月に発生して以降いくつもの情報漏洩事件が発生しているにも関わらず、「アンチウィルスソフトを入れているから大丈夫」と慢心しているユーザーが如何に多いかを物語っているような気がする。

アンチウィルスソフトは常に万全ではなく、新種のマルウェア・ウィルスにはアップデートされるまで無力だという事を理解しておかなければならない。

基本的には**「Winnyでなければできない」**ような事は無いので、使わないのが一番安全だ。Winnyそのものに重大な欠陥があるというワケではないが、Winnyの「一旦ネットワークに流れてしまった後では制御不能」という特性については問題が多い。自分自身もそうなのだが、ユーザーにも非があるとは言え、よもやファイル交換ソフトが国益や国際関係にすら影響を与えかねない事態を招くかもしれないとは作者も思わなかったのだろう。

更にWinnyを使ってなければ安全と言うわけではない。ここに来て「山田オルタナティブ」にも注意するよう警告が発せられている。

「山田オルタナティブ」はWinnyに限らず、メールの添付ファイルやWebサイトからのダウンロードで感染する可能性があるそうだ。つまりはWinnyを使ってないからと言って油断する事なく、感染防止のセオリー「不要不急なファイルはダウンロードしない、開かない」を徹底する事が肝心だ。

参照

ITmedia http://www.itmedia.co.jp/

INTERNET Watch http://internet.watch.impress.co.jp/

MSN-Mainichi INTERACTIVE http://www.mainichi-msn.co.jp/

YOMIURI ON-LINE http://www.yomiuri.co.jp/

山陽新聞 http://www.sanyo.oni.co.jp/

Wikipedia http://ja.wikipedia.org/