避けては通れぬNGSCB

発表当初Palladiumというコードネーム呼ばれていたNGSCBはNext Generation Secure Computing Baseという名前が示す通り、コンピュータ環境のセキュリティを根本から高める戦略的な施策の一つ。

2003年秋にMicrosoftがLonghornで実装すると打ち上げた後音沙汰がなく、一時期は頓挫したのでは?と噂されていたが、今年になってIntelから「Vanderpool」の予備技術仕様が公開され、続いてAMDから「Pacifica」がアナウンスした事でようやく光が射した印象がある。

NGSCBはインターネットやWeb、DVDのようにドラスティックに目新しいものではないが、セキュリティ問題に対して後手後手にならざるを得ない現状を打開する為には避けて通れない道だ。NGSCBで全てが解決するわけではないが、先般Appleが来年からIntelプラットフォームに移行する事を決めた裏にNGSCBに沿ったセキュリティ技術が鍵を握っていたと言われている事も、まんざら根も葉もない憶測とも思えない。

複数のOSが実行できると言われても多くの人にはピンと来ないだろうが、次世代のLonghorn上で現行のWindows XPが動くというのは、新しいプラットフォームへの移行を加速するのに大きく役立つハズだ。

実際にLonghornが市場に出るのは早くて2006年末。我々の手が届くところまで落ちてくるのは2008年になるかなぁ。この年末には64bitsマシンを作ろうかと思っていたんだが….

参照

日経IT Pro http://itpro.nikkeibp.co.jp/

@IT http://www.atmarkit.co.jp/

ITmedia http://www.itmedia.co.jp/