電子自治体つくるは素人ばかり

つくば市の電子申請・届出システムでは、Javaアプレットのインストール時に「信頼できない団体によって発行されています」という警告メッセージが表示されるらしく、あろうことか手動で「常に信頼する」ように操作するように指示されている。

自治体の電子入札システムにして公開鍵基盤(PKI)における信頼関係の根幹を蔑ろにする有り様というのは、ベンダーたるNTT東日本がお粗末と言えるのではなかろうか。片や理由もわからずやらされてる職員にも気の毒だと思う面もあるが、これでいいと思ってしまってはマズ過ぎる。電子自治体に携わる人間としては少なくともPKIの基盤くらい理解しておいてもらわないと困るんだけど。

日経IT Proの記事「大規模サイトに潜むアクセシビリティの落とし穴」でも

多くの電子申請サイトでは,利用者が電子証明書を取得しようとすると,多くの人にとっては意味不明な英語の警告ダイヤログが出てくる。

と書いてある。英語って、そりゃあんたが英語版のブラウザを使っているからだろう…

確かに電子証明書を取得するというイリーガルな操作は、電子自治体のWebアクセシビリティにおいて一つの壁に成り得るのだが、記者はPKIのわかりにくさとごっちゃにしてないだろうか。

相変わらず**「Internet Explorerだけで動けばいい」**みたいなWebサイトも多いし、今を時めくIT業界と言えどもその実態はなかなかうすら寒いものがある。

参照

高木浩光@茨城県つくば市の日記 http://d.hatena.ne.jp/HiromitsuTakagi/

@IT http://www.atmarkit.co.jp/

日経IT Pro http://itpro.nikkeibp.co.jp/

ITmedia http://www.itmedia.co.jp/