5月のWindows Update
今月の定例リリースで修正・公表された問題は1件だけだ。残念ながらInternet ExplorerのURL詐称問題は今月も解決されなかった。早急な改修を期待したい。
さて改修された問題はWindows XPとWindows Server 2003で実装された**「ヘルプとサポートセンター」**(通称HSC)の欠陥だ。
任意のプログラムを実行させられる恐れがあるという危険な問題だが、また実行権限はログイン中のユーザー権限となり、管理者権限を強奪されるわけでは無いというのは良い知らせだが、普段から管理者権限で使用している人は要注意。
何はともあれ、速やかにWindows Updateなどで修正プログラムを適用しよう。
細工が施されたリンクをクリックさせるだけ(WebページやHTMLメールを閲覧させるだけ)では,任意のプログラムを実行させることはできない。リンクをクリックした際に表示されるダイアログに対して,ユーザーが「今すぐアップグレードする」などをクリックした場合のみ,任意のプログラムが実行される。任意のプログラムを実行させられる危険なセキュリティ・ホールではあるが,攻撃を成功させるにはユーザーのアクションを必要とするため,深刻度は最悪の「緊急」ではなく,「重要」に設定されている。
という事で深刻度が下げられているそうだが、騙しのテクニックが非常に高度化され洗練されている昨今、果たしてユーザー操作の有無で脆弱性の深刻度を下げる必要があるだろうか?というわけで個人的には【緊急】とする。
参照
ITmedia http://www.itmedia.co.jp/
- MSの定例パッチ、ヘルプとサポートセンターの脆弱性に対応 2004年5月12日
- 月例パッチの裏で取り残されたIE/Outlookの問題 2004年5月12日
- 連載:輸入音楽CDは買えなくなるのか? 2004年5月12日
日経IT Pro http://itpro.nikkeibp.co.jp/
TechNetセキュリティセンター http://www.microsoft.com/japan/technet/security/