核を巡る対立

2017年7月7日に国連で採択された核兵器禁止条約。“核兵器の開発や保有、それに使用などを法的に禁止"する画期的な条約だが、核抑止の余地も残らない事から米国を始めとする核保有国は足並み揃えて反対。

そんなわけで、交渉に参加すらしなかった日本だが、**“唯一の被爆国”**として1994年から毎年国連で提案している核兵器廃絶決議をまた今年も提案。

先般の国連軍縮委員会で採択されたものの、

毎日新聞が入手した決議案では、昨年の決議の「核兵器のない世界を『達成するための』決意を再確認する」という文言が、「核兵器のない世界に『向けた』決意」という表現に変わった。「核兵器の廃絶を『達成する』という核保有国の明白な任務を再確認する」という文言は、「核保有国の(核軍縮について交渉する義務を定めた)核拡散防止条約(NPT)の完全な履行という任務を再確認する」に変更されている。

というわけで、核兵器禁止条約を主導したオーストリアなど14カ国が棄権に転じた結果、賛成票が23カ国減って144カ国に留まったそうだ。

核拡散防止条約がありながら五大国どころか北朝鮮までも核開発に成功し核保有国は着実に増えているのに、核保有国が参加しない核兵器禁止条約の実効性を疑問視するのもわからなくはないが、米国の背後で

我が国としては,引き続き「核兵器のない世界」の実現に向けて一歩ずつ着実に前進すべく,最大限の努力をしていく考えです。

と呟いている場合では無い。

今こそ「核保有国と非核保有国の橋渡し」に徹して「唯一の被爆国として果たすべき役割」を果たす好機だと思うのだけれどなぁ。

参照

毎日新聞 https://mainichi.jp/

NHK NEWS WEB https://www3.nhk.or.jp/news/

NHK ニュースウオッチ9 http://www9.nhk.or.jp/nw9/

長崎新聞 http://www.nagasaki-np.co.jp/

長崎市 http://www.city.nagasaki.lg.jp/

外務省 http://www.mofa.go.jp/

Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/