最高裁裁判官国民審査

第47回総選挙公示から1週間以上経過して、昨日ようやく選挙公報が届いた。

選挙公報と最高裁裁判官国民審査情報

選挙公報と最高裁裁判官国民審査情報など一式

そういえば、投票所入場券は先週早々に届いていたけれど、投票所が小学校ではなく公民館に変わっていたのには気付いてなかったよ。危ない危ない。

さて、相変わらず何の為にやっているのかよくわからない、おかしな制度が最高裁判所裁判官国民審査だ。

いや、最高裁の裁判官として不適当な裁判官をクビにする制度というのはわかるが、江川紹子さんが指摘するように国民審査の制度的欠陥というのに同感だ。確かに「辞めさせたい」とまでは思わない≒「辞めさせたくない」ではないのだが、実質的に圧倒的多数の裁判官がノーチェック(=信任)となる事から、現実にはこの制度で裁判官を辞任に追い込むのは無理だ。

また総選挙公示の時点で「一度も審査されていない」「10年間審査されていない」裁判官が対象となるので、今年10月に任命されて関与した主要な裁判が4件しか無い池上裁判官まで審査対象となるのはちょっと無理があるかと思う。検事出身とはいえ立場が変われば考え方が変わる事だってあると思うので、裁判事例が少ないとはいえポリタスの記事のように「検事時代の裁判事例」を持ち出すのもミスリードしそうで怖い。

また期日前投票制度もちょっと違いがあり、衆議院議員総選挙は公示日の翌日から可能なのに対して、最高裁判所裁判官国民審査投票日の7日前からと決まっているので今回は7日(日)からの受付となる。つまり、早めに「期日前投票」に行った堅実な人は国民審査の投票に出直す必要があるという事になる。当然、投票所入場券は合わせて1枚しかないので、手続きが煩雑になる。実際4年前の総選挙のでは誤って2重投票をさせてしまうミス事例があったそうだ。

こういう問題でさえ見て見ぬ振りをしている無作為の国会に一票の格差是正を期待だけ無駄なのかな。

参照

ハフィントンポスト http://www.huffingtonpost.jp/

政治・選挙プラットフォーム【政治山】 http://seijiyama.jp/

ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来 http://politas.jp/

第47回衆議院議員総選挙・第23回最高裁判所裁判官国民審査 http://www.40fukuoka-senkan.com/47senkyo/

最高裁判所 http://www.courts.go.jp/saikosai/

Yahoo!みんなの政治 http://seiji.yahoo.co.jp/

Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki