落としどころ

JR新博多駅ビル建築中

JR博多駅にて

佐賀県鹿島市と江北町の首長が首を振らず、着工の目処が立たなかった九州新幹線長崎ルート。反対していた「在来線の分離」について、鉄道設備は県に売却した上でJR九州が引き続き運行する方向で決着。ようやく本格着工の見通しが開けた模様。

少なからず税金を投じる「九州新幹線長崎ルート」の是非はともかく、珍しくうまい落とし処に落ち着いたように思う。

一方、先日結審した海の中道大橋飲酒運転事故では、地裁が訴因変更を命令という事だ。結審してからの訴因変更を命令は異例だそうだが、地検の提出した証拠では客観的に危険運転致死傷罪構成要件を満たしていないという判断がされたと見られている。

世論の流れや感情的な勢いで「結果ありき」なストーリーを描いてしまったのだとすると「地検お粗末」と言わざるを得ないのだが、事故後に大量の水を飲んでアルコール濃度を下げるなどして証拠隠滅を謀り、救護義務すら全うしなかった卑劣な行為をしてもなお「逃げ得」となる結果が出るようだと正直釈然としない。

福岡地裁の落としどころに注目したい。

それにしても危険運転致死傷罪自動車運転過失致死傷罪業務上過失致死傷罪という「法の目の粗さ」は何とかならんものか?

参照

西日本新聞 : 九州・山口のニュース http://www.nishinippon.co.jp/

JR九州 http://www.jrkyushu.co.jp/