コニカミノルタ、カメラから撤退

昨年は京セラがCONTAXブランドで知られるカメラ事業に幕を下ろしたが、今度はコニカミノルタが創業以来一世紀以上にも及んだ写真事業の終了を発表。

阿蘇涅槃像

α-7000、コニカミノルタWebサイトより

1873年に薬種問屋、小西六兵衛店として産声を上げた写真事業。社名を小西六と改め、国産初のカラーフィルム「サクラカラー」だけでなく「ピッカリコニカ」や「ジャスピンコニカ」など、エポックメイキングなコンパクトカメラを世に出し、高度成長期において日本人の写真文化のすそ野を拡げた功績は大きい。

世界に先駆けてコンシュマー向けの実用的なAF一眼α7000を発売し、当時いま一つパッとしなかったミノルタの名を一躍世界に知らしめた「αシステム」等、一部のDNAはソニーのデジ一眼に引き継がれるそうだが、一つの時代を築いたαブランドがこういう形で終焉を迎えた事には、やはり一抹の寂しさを禁じ得ない。

ちなみに先日はニコンもフラッグシップの「F6」とフルマニュアル入門機「FM10」を除くフォルムカメラの生産終了を発表。ま、市場のニーズが完全にデジカメに傾いたのでフィルムカメラの生産縮小は極めて自然な経営判断であり当然の結果だと言える。

つか、「FM10」が残った事の方が驚きだ。このあたりにAF一眼EOS 5機種をラインアップするキャノンに対するニコンの静かなライバル意識が垣間見える。

参照

ITmedia http://www.itmedia.co.jp/

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