7月29日までのWindows 10の無料アップグレード締め切りまであと52日。
ITmedia PC USER記事より |
期間限定の無料アップグレードサービスと引き替えに、これまであったアップグレード優待版は無くなったので、7月30日以降はWindows 10 Homeが1万9008円、Windows 10 Proが2万7864円(直販価格:税込)になるので「アップグレードをしない決断」もまた悩ましいところなのだが、ITproの記事Windows 10にアップグレードする前に知るべき6つの事柄が的確。
- アップグレード対象機種かどうかを確認する
- 「リカバリーディスク」は必ず作成すること
- アップグレード後1カ月未満でも、戻せない場合がある
- 将来の大規模アップデートで問題が生じる可能性
- アップグレードしたくなければ「通知」を止める
- 1回アップグレードすれば、元に戻してもずっと無料
記事によると
そのパソコンは無償アップグレードを実施したパソコンとしてオンライン登録され、将来にわたってWindows 10を無償でインストール可能になる。2016年7月29日に無償アップグレード期間が終了した後でも、アップグレードやクリーンインストールが無償で行えるようになるのだ。との事だ。もちろん、先の事なのでパソコンの構成が変わってしまったり、マイクロソフトの方針が変わったりして無償インストールできなくなる可能性が全く無いわけではないが、当面アップグレードせずWindows 7を使い続けるつもりでも、取り敢えず「一時的に無償アップグレード」しておくというのは"賢い選択"だ。
なお、Windows 10にアップグレードしてから1カ月未満ならば"以前のバージョン"のWindowsに戻すことができるのだが、7月中旬と噂されるAnniversary Update「Redstone(RS1)」が適用されると世代がひとつ進んでしまう事から、「回復」から戻せる"以前のバージョン"はWindows 7や8.1でなく"Windows 10"になってしまう、という罠があるらしい。要注意。
【参照】
●ITmedia PC USER http://www.itmedia.co.jp/pcuser/
┣なぜWindows 10は発売前に無料アップグレードを提供するのか? 2015年6月16日
┣Windows 7/8.1から:Windows 10への無償アップグレード期間を過ぎると、有償119ドル(1万3000円前後)に 2016年5月6日
┣7月29日まで:日本人はギリギリまでアップグレードしない? 期限が近づくWindows 10の無償アップグレード、日本マイクロソフトの施策は? 2016年4月27日
┣強引なWindows 10アップグレードは回避すべきか、受け入れるべきか 2016年6月3日
┗無料アップグレードは来月終了 Windows 10の導入を迷っている人へ 2016年6月5日
●ITpro http://itpro.nikkeibp.co.jp/
┗Windows 10にアップグレードする前に知るべき6つの事柄 2016年2月5日
●マイクロソフト コミュニティ http://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/
┗アップグレード後の Windows 10 再インストールについて 2015年6月22日
●価格.com http://kakaku.com/
┣マイクロソフト Windows 10 Home 日本語版 16,970円
┗マイクロソフト Windows 10 Pro 日本語版 21,115円
●Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/
┗Microsoft Windows 10