昨日に続いて、nx9030からGT110bへのお引越しの作業で、今度はtinydnsがどうやってもNG応答しか返してこない問題に悩まされる。
昨日の経験を踏まえて、"lucid" のサブセクション net に含まれるソフトウェアパッケージを探してみたところ、案の定djbdns パッケージとdaemontools パッケージを発見。
手元のtinydnsは待受ポートを環境変数PORTから取得して変更できるように改造しているのでまたソースを入手して改造しないとならなくなるのが難だが、ひとまず
sudo apt-get install djbdns daemontoolsでインストールしてみる。
/usr/binのtinydnsのバイナリ以外、superviseの動作環境はそのままなので設定はなんにも変わってないはずなのだが、何故か状況は悪化して
tinydns: fatal: unable to bind UDP socket: address not availableの嵐に。ナンデヤネン。
どうせ改造を加えないとならないのでdjbdnsのsourceを入手。"unable to bind UDP socket"の近辺に特におかしな箇所も見受けられないので、「待受ポートの設定変更機能」を追加してdebuild。
$ sudo apt-get source djbdnsでもって、再度トライしてみたが状況は変わらず
$ sudo apt-get build-dep djbdns
$ sudo apt-get install devscripts
$ sudo debuild -us -uc
$ sudo dpkg -i dbndns_1.05-6_amd64.deb
tinydns: fatal: unable to bind UDP socket: address not availableの嵐。orz
dbndnsはdjbdnsに山ほどあるパッチとIPv6サポートなどの改良が加えられたdebian版だそうな。
ubuntuだとダメというより、x64だとダメなのかなぁ。
【参照】
●Ubuntu -- Ubuntu Packages Search http://packages.ubuntu.com/
┣lucid の daemontools パッケージに関する詳細
┣lucid の dbndns パッケージに関する詳細
┗lucid の djbdns パッケージに関する詳細