3月にdocomoの2G終了の誤報があったが、いち早く3月末で2Gの新規契約を終了したソフトバンクが、矢継ぎ早に2010年3月31日のサービス終了を打ち出した。
繰り返しになるが、2Gで使用している800MHz帯周波数には「800MHz帯における移動業務用周波数の再編成」で平成24(2012)年7月24日までという期限が決まっており、DoCoMoもかねてより「2012年までにPDCの新規受付は終了させる方向で検討は進めている」事は談話表明しており既知の話。
TVのアナログ地上波停波によって空きが出る700MHz帯と合わせて次世代のグローバルなモバイル通信環境として整備されるらしく、米国では700MHz帯の電波競売にGoogleが入札した事からも、何となく世界の潮流といった雰囲気ですな。
ドコモがドコに遠慮しているのかはわからないが、やっぱりソフトバンクの方が1歩も2歩も先手を打つね。
【参照】
●ITmedia +D モバイル http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/
┣2011年以降のVHF帯はどうなる? 始まる通信・放送の「争奪戦」 2006年6月9日
┣「ムーバの新規契約終了時期はまだ決まっていない」──ドコモがコメント 2008年3月12日
┣Google、700MHz帯競売と今後のワイヤレス計画を語る 2008年4月4日
┗ソフトバンクモバイル、2010年3月までに2Gサービスを終了 2008年7月3日
●ソフトバンクモバイル株式会社 http://www.softbankmobile.co.jp/
┣第2世代携帯電話サービスの新規契約申し込み受付を終了 2007年12月14日
┗第2世代携帯電話サービスの終了について 2008年7月3日