6/9 下関市豊北町、土井ヶ浜にて |
5月27日の全日空のシステム障害について、詳しい解析結果が公表された。
ネットワークスイッチのメモリ故障を発端にしてゲートウェイが高負荷に陥り問題が露呈、その結果7万9300人の足に影響を及ぼす大規模なシステム障害となったそうだ。
基本的に個々にはレアケースの不具合だが、目を瞑ったり見て見ぬ振りしていると得てして複合して起こってしまうものだ。
穴は小さなうちに塞いでおかなくては。自らにも肝に銘じておきたい。
一連の記事でも日経ITProのコラム「NTTとANAの誤算に学ぶ」,動かないネットワークからの脱出が興味深かった。
「止める」勇気を持ちたいねぇ。
【参照】
●日経ITPro http://itpro.nikkeibp.co.jp/
┣【速報】全日空の国内システムで障害発生中、大規模欠航が今後拡大も 2007年5月27日
┣【詳報】全日空システム障害はデータ滞留が焦点に、通信機器は前日に兆候も 2007年5月28日
┣日本ユニシス、ANAのシステム障害原因を「究明中」と表明 2007年5月30日
┣ANAのシステムトラブルに改めて思うこと 2007年6月8日
┣「NTTとANAの誤算に学ぶ」,動かないネットワークからの脱出 2007年6月11日
┣ANA、システム障害の原因をほぼ特定 2007年6月12日
┣【会見詳報】ANA障害の原因判明、「世界4例のスイッチ故障がきっかけ、対応も遅れた」 2007年6月13日
┗【ANA障害】「引き金」となった大型スイッチにシスコ・NECがコメント 2007年6月14日