最近、おぉっ!と思ったのがパイオニアのカーナビはWindows Automotiveベースが主流にという記事。2004年春発売のサイバーナビからμITRONからWindows Automotive 4.2への切り替えが行われていたそうだ。
切替の経緯で「なるほど」と思ったのが、
ただ、HDDカーナビを開発してみて、『これからも機能に比例して開発量がどんどん増えていくのか……』という閉塞感が現場に漂っていた。新しい開発環境を取り入れ、閉塞感を取り除く必要があった。という件。携帯電話やETC、iPodなど、これからも続々登場するであろう新しいデバイスとの連携と、短くなるであろう開発期間を考えると、Windows Embeddedベースへと傾斜する気持ちは共感できるものだ。
ランドマークタワー Powered by Google Earth |
続いて「プレイステーション 3」に搭載される「Cellプロセッサ」の記事。お馴染みのSCEI、ソニー、東芝のみならず、日本IBMまで開発にかかわってたとはつゆ知らず。AppleまでもがIntelに乗換えた事で、いよいよIntel系のユニカルチャーに陥ってしまう危うさを感じていたところなので、アーキテクチャーの健全な競争局面を維持する為にも成功して欲しいところだ。
ちなみにEngadgetの記事によるとCellプロセッサの原価は$230と言われており、Core 2 Duo E6400(Conroe 2.13GHz)の$240といい勝負。逆に4万9980円という売り出し価格がアナウンスされた「プレイステーション 3」は、ソフトを売らんが為のお買得価格と言えよう。
最後にまたまたGoogle Earth。将来的には建物の中も見えるようにすると言われても、建物の3Dテクスチャ表示方法すらわからなかったのだけれど、Google 3D Warehouseのデータを使わなければならない事がわかった。個別の建物のページに入って、「View in Google Earth 4」を選べば良い。
今は無きニューヨークのワールドトレードセンタービルや東京都庁、池袋サンシャイン60、六本木ヒルズ森タワー、横浜ランドマークタワー、明石海峡大橋など。ちょっと感動モノだ。
【参照】
●@IT http://www.atmarkit.co.jp/
┣Windows移行を決断したカーナビ開発の現場から 2006年9月15日
┣プレステ3に搭載、断トツ性能の「Cell」はITシステムを変えるか 2006年9月27日
┗Google Earth、将来的には建物の中も見えるようにする 2006年9月28日