2月19日にレノボ直販サイトで「ポチッ」と発注したThinkPad T60。
やっと届いたThinkPad T60 |
当初は「3月上旬出荷」だったスケジュールが、2月27日に「一部パーツの納品遅れが発生し3月中旬から出荷開始」に遅れ、7日には「3月末から4月初旬の出荷に向けて調整中」となってしまったのだが、仕事で借用しているノートパソコンを今月中に返却しないとならないという事情から、確実に一番早いであろうレノボ直販サイトに発注した甲斐が無いじゃないか。
そういうわけでキャンセルを含めで善後策を検討し始めた矢先の15日、一転して日本法人から発送通知がメールされて、昨17日無事手元に届いた。というのがここまでの経緯だ。
さてこのThinkPad T60、これまでと同じく大和事業所で開発されたIBMブランドではあるものの、箱に張られたラベルをチェックしてみると案の定「Made in China」で、れっきとしたレノボ製品である事が確認できる。
YANO's Recommend ThinkPad T60はIntel Core DuoのT2400(1.83GHz, 2MB L2キャッシュ, 667MHz FSB)と14.1"(SXGA+)液晶ディスプレイ(1440x1050pixel)の組み合わせ。主記憶はサードパーティ製の追加を目論んで最低限の512MB、HDDは余裕の100GB。光学ドライブはインストールDVDが読めて、納品用のCDが書けるcomboドライブをチョイス。802.11a/b/gの無線LANももはや除外するメリットは薄い。指紋認証は要らないのだが、外せないのでしょうがない…。というスペックにMicrosoft Windows XP Professionalをプリインストールしたカスタマイズモデル200713Iで¥244,650。最後に転ばぬ先の「ThinkPad拡張クーリエサービス(3年保守)」23,100円を付けて、総額¥267,750也。
ちなみに内蔵無線LANはMini-PCI Expressインタフェースカードな"Lenovo ThinkPad 11a/b/g ワイヤレスLAN Mini-PCI Expressアダプター [40Y7028]"でコントローラーは"Atheros AR5006EX"だ。
さて後回しにしていた増設メモリを手配しようとしところ問題に直面。Intel Core対応のチップセット945GMでサポートされているメモリインタフェースは昨年春に登場したDDR2-667(PC2-5300)。ネットで眺めている限りサードパーティ製品も出揃って結構熟れてきたと思っていたのだが、改めて調べたところ全てデスクトップもしくはIntel iMac用だった。
冷静に考えるとCPUを含めて1月にデビューしたばかりの新製品群なだけに無理もない事であり、ThinkPad T60で使える「PC2 5300 200ピンSODIMM」はLenovo純正40Y7733が19,110円、IOデータのSDX667シリーズ17,800円、バッファローのD2/N667が17,800円(価格はいずれも512MB)とさほど大差無いので最初から増設しといても良かったかなぁ。ただヨドバシ・ドット・コムを始めとして「在庫無し」のショップが多いのと、同スペックのMac用が11,800円なのを踏まえると、少し待って潤沢に製品が供給されるようになれば熟れてきそうなとこが微妙。
【参照】
●ITmedia +D http://plusd.itmedia.co.jp/
┣Core Duo搭載ThinkPadがようやく国内発表 2006年2月1日
┣見た目はそのままだけど新設計の次世代機ThinkPad T60/X60 2006年2月2日
┣写真で見る「ThinkPad X60s」 2006年2月16日
┣ThinkPad T60の中身をプチっと覗いて、見た! 2006年3月1日
┗ThinkPad T60の開発チームに聞く――「変わらず」に「進化」を続けるThinkPad 2006年3月16日
●レノボ http://www.lenovo.com/jp/ja/
┗ThinkPad T60 http://www-06.ibm.com/jp/pc/thinkpad/tpt60/tpt60a.shtml
●レノボ個人向けショッピング http://www-06.ibm.com/jp/shop/shopibm/