YANO's digital garage

となるとコンテンツ管理ツールでも動かしてみようかと色気を出してしまうのは自然な事だ。

rNoteをダウンロードしてひとまずプライベートフォルダに展開し、Webブラウザでアクセスしたところ反応が無い。/var/log/httpd/error_log をチェックしたら

PHP Fatal error: Call to undefined function: mb_http_output()

というエラーが出ていた。PHPは 4.3.11 を導入していたのだが、入れただけで動作実績はまだ無い。調べてみると、Red Hat Linux 8/9のRPMではPHPのマルチバイト文字拡張機能が無効となっているらしい。がび〜ん。

というわけで、止む無くソースからbuildする事に。

$ wget http://jp.php.net/get/php-4.3.11.tar.bz2/from/this/mirror
$ bunzip2 -dc php-4.3.11.tar.bz2 | tar xlv
$ cd php-4.3.11

と展開までしたとこでconfigureのオプションを調べていると、apache拡張ライブラリの--with-apxs2が要りそうなのだが、apache拡張ツールのapxsがインストールされて無い。httpd-develに入ってるそうなので、インストールメディアからインストールして準備OK。

$ ./configure --enable-memory-limit --enable-inline-optimization --enable-mbstring --enable-zend-multibyte --with-mysql --enable-mbstr-enc-trans --enable-mbregex --with-config-file-path=/usr/local/apache/conf/php --with-apxs2=/usr/sbin/apxs
$ make
$ sudo make install

てな感じでbuildしてapacheを再起動。

すると、

httpd を起動中: Syntax error on line 838 of /etc/httpd/conf/httpd.conf:
Cannot load /usr/lib/httpd/modules/libphp4.so into server: /usr/lib/httpd/modules/libphp4.so: cannot restore segment prot after reloc: Permission denied

と出たので、取り敢えずおまじない気分で

$ sudo setenforce 0

してリトライするとapacheの起動もOKに。

allow httpd_t httpd_config_t:dir write;
allow httpd_t httpd_modules_t:file execmod;
allow httpd_t user_home_t:file write;

が足りなかった模様。