qmail環境のセットアップが終わったので、押さえの切り札SpamAssassin様に登場願う事に。もはやFedora Core 3 では標準装備なのでインストール作業は不要。「サービスの設定」でdaemonが起動するように設定するだけだ。
肝心要の設定ファイル/etc/mail/spamassassin/local.cfは1年間のウハウハノウハウが詰まっているPortageからscpする。コメントに漢字を使っているのでnkf -EwでUTF-8に変換する事を忘れずに。ベイジアンデータベース(.spamassassin/bayes_*)もダメ元でコピっとこう。
まずはdaemonの正常起動をログで確認。syslogのファシリティはデフォルトでmailという事なので、ログファイルは /var/log/maillog という事になる。肝心のMTA qmailは multilog によるログ採取なので、 /var/log/maillog は SpamAssassin 専用となるが、取り敢えずそのままでいいか。
Portageで46秒かかっていたSPAMメールを喰わせたら、6秒で処理終了してニンマリ。結果(スコア)も同じなので問題無し。ベイジアンデータベースも使えてるみたいだ。これにてSpamAssassinの設定終了。
最後に/var/qmail/bin/qmail-injectでSPAMメールを自分宛に送信。spamメールボックスに振り分けられる事を確認して万事OKなり。