さっさと帰って早速接続。BIOSでは160GBと認識しているのに、Windows 2000の「管理ツール」→「コンピュータの管理」では128GBしか認識していない。
ちなみに2001年以前に発売されたパソコン(ハード,OSともに)では内蔵ハードディスク1台あたりの容量は最大137GBまでとなっていて、137GB以上のハードディスクを接続するためにはBIOSやドライバーのアップデートなどが必要だ。その点では外付けのUSB接続ハードディスクが無難と言える。
「Windows 2000もService Pack 3では対応されたハズなのに…」と思っていたのだが、いろいろ調べた結果実装されているだけで有効になっていないという事がわかった。というわけでレジストリエディタを起動し、HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Atapi\Parametersに次のレジストリ値を追加すべし。
値の名前 : EnableBigLba
データ型 : REG_DWORD
値のデータ : 0x1
再起動すると「コンピュータの管理」でもきちんと128GB以上の容量が表示されるようになるのだが、数字はなんと149.05GBで、さすがに10GBもの差はあまりになんだかなぁという気がする。ちなみにMaxtorの120GBは114.49GBだったので、単純に数字上の差分だけでは無くメーカー間の差もあるというのもなんだなぁ。
今日は1時間15分を費やしてフォーマットしたところで終了。
【参照】
●@IT http://www.atmarkit.co.jp/
┗動向解説 IDEディスクの壁を打ち破る最新ディスク・インターフェイス 2001年9月15日
●マイクロソフト サポート オンライン http://support.microsoft.com/
┣303013:Windows XP で ATAPI ディスク ドライブに対して 48 ビット論理ブロック アドレスを有効にする方法 2003年7月25日
┣305098:Windows 2000 における ATAPI ディスク ドライブの 48 ビット LBA のサポート 2003年9月5日
┗314695:137 GB を超える大きさのミラー化されたドライブのパフォーマンスが低下する 2003年9月5日