Operaの7.10 build 2840以前に2つの問題がある事が告知されている。
1つはJavaScriptの問題で、ローカルディスク上のファイルなどを読まれて情報を外部に漏洩する危険性があるという事。対処策として修正プログラムはまだ無いので、当面Javaを禁止する事が必要。
もう1つはバッファオーバーランの問題だが、今のところOperaやWindowsを例外で落したりすることはできても、不正なコードを実行されて乗っ取られるような危険性は無いらしい。こちらも修正プログラムは無く、Operaの使用を控える以外は打つ手無し。まぁ、落されたら立ち上げ直せばいいだけなので、危険度は【注意】程度かな。
【参照】
●Bugtraq-JP
-[Opera 7] Yet Another Story of "Phantom of the Opera"
-[Opera 7/6] ダウンロード時の長い拡張子で起こるヒープバッファオーバーランによる脆弱性