ほぼ全てのWindowsとInternet Explorerに含まれるMicrosoft JAVA VM(ビルド5.0.3809 以前)に関する緊急かつ深刻なセキュリティ警報が出されている。
このセキュリティホールは不正なJavaアプレットによりユーザーのパソコン上で任意のプログラムを実行させる事ができてしまうという事で、いわゆる「乗っ取りの危険性」だ。簡単にいうと攻撃者が自由にコマンドを操作できるという事はファイルを盗まれたりハードディスクをフォーマットされる危険性すらある深刻な問題なのだ。
というわけで、大至急Windows Updateしましょう....。
…が、混んでてえらい遅いみたいですね。取り敢えずInternet Explorerを使わないか、設定で一時的に「Java アプレットを無効にする」のが賢明。詳しくは「MS03-011: Microsoft VM の問題により、システムが侵害される (816093)」に関する要約情報の回避策を参照。
参照
●マイクロソフトTechNetセキュリティセンター
-「MS03-011: Microsoft VM の問題により、システムが侵害される (816093)」に関する要約情報 【緊急】
●Internet Watch
-Microsoft VMに深刻なセキュリティホール〜ほとんどのWindowsが影響を受ける 2003年4月10日
●ITmedia news
-Microsoft VMに新たなセキュリティホール 2003年4月10日