去る10月22日にシャープが連続粒界結晶シリコン(Continuous Grain Silicon)技術を使って液晶用ガラス基板上にZ80の回路を形成する事に成功したと発表。実動サンプルも公開したというから大したモノだ。消費電力や発熱など商品化に向けての課題はまだまだ多いと思うが、これで液晶パネルにCPU回路を組み込む事ができれば超薄型シートパソコンや腕時計型電話・カメラ等、超小型デバイスへのブレイクスルーになる事が期待される。
Z80というのはパソコン黎明期に一世を風靡した貴重なCPUであり、久々に目にしたZ80の文字にも懐かしさひとしお。そういえば記念にオリジナルのZ80を持っていたはずなのだが、どこへやってしまったのだろうか?
参照
●ITmedia
-Mobile:シャープ、ガラス基板上にCPU「Z80」の形成に成功〜CGシリコンで
●SHARP
-世界初 ガラス基板上にCPUの形成に成功
-連続粒界結晶シリコン(Continuous Grain Silicon)技術