アンチスパイウェアのAD-awareが5.83-Build 2.930にアップデートされてたので更新した。
9/4 黒島にて |
ちなみにスパイウェアとはインターネットを通じてユーザー情報を収集するソフトウェアの事を指す。FlashGetなどバナー広告が表示されるフリーソフトに組み込まれる事が多く、最近ではWebブラウザOperaの無料版と一緒にインストールされるcydoorというソフトがユーザーのアクセス傾向を収集していたとしてちょっと騒ぎになった事が記憶に新しい。
基本的にはインストール時のライセンスアグリーメントに明記してあるのだが、例え母国語であっても大多数の人はそこまで注意して読んではいないだろう…。そういうわけでユーザーが無意識の内にこれらの情報を収集されるのは非常に危険だと言えよう。
ユーザーの趣味・趣向を収集する程度ならまだしも、技術的にはメールアドレスやユーザーID、クレジットカードの番号などを取得する事だって可能なのだから。(まぁ疑いだせばIEだってどういう情報を収集しているかわかりゃしないのだが…)
そういうわけで、以前AD-awareでスキャンしてみたところ10個ぐらいのスパイウェアが除去されたので、アンチスパイウェアで定期的にスキャンする事をオススメする。特にAD-awareは日本語化パッチもあり、比較的簡単に日本語化できるのでオススメだ。
但しスパイウェアの中にはシステムファイルを置き換えたり、削除するとアプリケーションがまともに動作しないケースもあるらしいので注意すること。できれば新しいソフトをインストールした後には必ずスキャンしてみるといいだろう。
参照
●ITmedia
-Security How-To
★第2回 ソフトウェアに紛れ込むスパイ
★第3回 自分のマシンに入り込むスパイ
-AD-aware Ver.5.83 (Downloadも可)
●AD-aware (本家)
●bottom dead center
-AD-aware 日本語化 (パッチ)