2016年5月以来となる観蛍。
糟屋郡久山町久原、新建川にて |
ようやく2016年6月に調達したOLYMPUS OM-D E-M10でのライブコンポジット(比較明合成)撮影にトライ。
2016年5月の反省を思い出し、今回はパンフォーカスなボディキャップレンズでISO1600の解像感を確認したのだが、やっぱりパンケーキレンズとは如何ともし難い差がある。
よく考えると「パンフォーカス」というのは特別な仕掛けがあるわけでなく、「広角レンズ」を絞り込む事で"被写界深度が深くなる"事を利用して近景から遠景まで広範囲に合焦する効果なので、手持ちのパンケーキレンズ「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8」でも絞りと距離を意識すればパンフォーカスになる事がわかった。
ちなみにパンフォーカス状態になるのは
- 絞り:F4~
- 距離:3~5 m
- 電源OFF時にピント位置をリセットさせないよう設定
- 暗くなる前に距離を合わせ
- AF方式をマニュアルにしてから電源を切る
なお、
初期状態では、電源OFF時にピント位置が無限遠にリセットされます。そうなので、夜空撮影などで"無限遠"にしたい時にも使えるので、覚えておきたい。
とっくに梅雨入りしているものの、活発に飛ぶ条件と言われる「蒸し暑い」どころではない涼やかさだった事もあり、数はそこそこ点滅しているのだが、活発に飛び回るには程遠い状況。
しかし、ISO1600、F5.0、30秒×8枚の比較明合成で見るだけでもそれなりにスゴいのだが、なんせ光跡が増えていく様子がカメラのライブビューモニタで逐次ウォッチできるのは感慨深いねぇ。
【参照】
●久山町 http://www.town.hisayama.fukuoka.jp/
┗新建緑道
●デジカメ Watch http://ja.wikipedia.org/wiki/
┗ミニレポート:星空写真が好きなら「ライブコンポジット」に注目! (OLYMPUS OM-D E-M10) 2014年9月3日
●オリンパス:Q&A http://digital-faq.olympus.co.jp/
┗[001544]シャッターチャンスを逃さないように、パンケーキレンズでパンフォーカス撮影をしたい。(E-P1)
●Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/
┣パンフォーカス
┣被写界深度
┣オリンパス
┗久山町