玄海原発の放射性物質拡散予測地図 |
報道メディアの解釈が必ずしも正しいとは限らない…と思ってニュースソースへのリンクを張っておいたのだが、肝心のニュースソースというか一部のシミュレーション結果が誤っていたことが発表された。
具体的には6つの発電所で方位が時計方向に22.5度ズレていたらしく、玄海原発の最遠部は東北東でなく北東。
その結果、福岡県糸島市沖合海上で陸地からは更に離れた位置となり陸地の線量は下がったが、逆に西側の鷹島や的山大島では大幅に線量が増える事に。
シミュレーション結果の間違いもちょっと信じ難い話だが、原子力規制委員会たるものが電力会社から指摘されるまで方位のズレに気付かなかったという方が深刻で甚だ心配だ。
【参照】
●マイナビニュース http://news.mynavi.jp/
┗原子力規制委、全国16原発の「放射性物質拡散シミュレーション」マップ公開 2012年10月25日
●原子力規制委員会 http://www.nsr.go.jp/
┣第七回 原子力規制委員会
┣資料3-2:拡散シミュレーションの試算結果
┗臨時会見配布資料 2012年10月29日