3/31 12:09 やまなみハイウェイにて |
いつもお馴染み山水亭からのルーティーンルートで大野川上流の大蘇川に架かるヒゴタイ大橋から見下ろしていた大蘇ダム。
2005年に堤体が完成して水が溜まり始めてはいるものの「満水になったのは見た事無いなぁ」と思っていたのだが、1日に5000~4万トンの水が地面に染み込んでいて給水ができない状態で、「率直に言えば底の抜けたダム」なのだそうだ。おぃおぃ。
事業開始から30年、約600億円の事業費を投入して「底の抜けたダム」を作った事もともかく、出来るまでわからなかったという事にも驚かざるを得ない。立木に気付かなかったどこかの空港とか、お役所にはお役所の事情があるのだとは思うが、もっとはやく手を打つチャンスがあったんじゃないかと思うんですがね。
だってダム壊すのも相当お金が掛かるでしょ?
それにしても大分合同新聞の見出したまらぬ水、あふれる怒り 大蘇ダム問題はウマかったね。
【参照】
●大分合同新聞 http://www.oita-press.co.jp/
┗たまらぬ水、あふれる怒り 大蘇ダム問題 2009年4月17日
●西日本新聞 http://www.nishinippon.co.jp/
┗熊本・大蘇ダム 完成4年、浸透し貯水できず 23年遅れで試験給水 10年度から農水省方針 国「予見難しかった」 2009年3月16日