昨日発生した、ペシャワール会職員の伊藤和也さんがアフガニスタンで誘拐された事件。
ペシャワール会は福岡を拠点とする事もあって会報などでそれなりの情報を得ていて他人事ではなかったのだが、今夜遺体が確認され最悪の結果に。
「治安悪化を受けて、20人いた日本人の半分を4月までに帰国させ、伊藤さんら残る10人も年内に帰国する予定だった」というのだから、何とも言葉が無い。
オリンピックで浮かれている裏側で起こったグルジアでの戦火を憂いている場合じゃなかった。
入会動機全文を読んで改めて伊藤さんのご冥福をお祈りすると共に、伊藤さんが現地に遺した志が消えない事を願うばかりだ。
【参照】
●YOMIURI ONLINE(読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/
★特集:アフガン邦人拉致
┣アフガンでNGOの邦人誘拐情報…静岡出身の伊藤さんか 2008年8月26日
┣アフガンの男性遺体、現地スタッフが伊藤さんと確認 2008年8月27日
┣伊藤さん遺体、頭部と足に銃弾…ペシャワール会の中村医師 2008年8月27日
┗「現地行かなければ何も始まらない」伊藤さん入会動機全文 2008年8月27日
●毎日jp http://mainichi.jp/
┣アフガニスタン:日本人男性、拉致される NGO職員 2008年8月26日
┣アフガニスタン:情報錯綜…無事祈る ペシャワール会 2008年8月27日
┣アフガン拉致:男性遺体は伊藤さん 外務省が確認 2008年8月27日
┣アフガン拉致:現地代表の中村医師「状況認識甘かった」 2008年8月27日
┗アフガン拉致:伊藤さんのペシャワール会志望書全文 2008年8月27日
●ペシャワール会 http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/