昨年6月の改正道路交通法で義務化が謳われた後席のシートベルト着用が、いよいよ来月から本格施行となる。
違反した場合にはドライバーに対して行政処分(1点)が課される。当面は「高速道路のみ」に限定されるが、前席同様いずれは一般道にも適用される事になるだろう。
視界が広がる前席とは雰囲気やシチュエーションがあまりに異なる事もあり「自然にシートベルトを締める」という習慣が働かないので、後席に乗車する場合は気を付けたい。
言うまでもなくタクシーやバスも例外なく適用になるワケで、特にバスではガイドや乗客のシートベルト着用に苦慮しているという話も切実な問題だ。
そういえば福岡ではシートベルト以前に乗客を立たせた状態で都市高速を走る路線バスが当たり前の風景なのだが、この行為に対してどのようなお裁きがあるのか、注目したい。
なお、平成24年7月以降に発売される自動車には後部中央席にも3点式シートベルトの装着が義務化される模様。
【参照】
●Response. http://response.jp/
┗【道路交通法改正案07】後部シートベルトの着用義務化 2007年5月14日
●政府広報オンライン http://www.gov-online.go.jp/
┗大切な命を守るために、車の後席でもシートベルトを着用してください 平成20年2月掲載