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Last-modified: 2024-04-08 (月)


[一語一絵]

歳の瀬 / 2005-12-30 (金)

昨夜は後回しになっていた年賀状の用意に奮闘。わずか20枚程度だが、もはや凝った手間を掛けるネタも余裕も無く差し障りのない写真をピックアップして、4時間ほどで終了。取り敢えずプリンタの機嫌を損ねる事も無くこれで年が越せるとひと安心。

CBの距離計
CBの距離計

というわけで、すっかり朝寝坊した今朝。取り敢えず大掃除…ていうか、洗濯して布団を干して普通に掃除しただけだけど、放置していた雑誌やらガラクタが片付くとスッキリする。先週来の寒さも昨日からひと段落したみたいで、ようやく平年並の10℃くらいまで上がるようになってくれて助かった。

お昼は大阪から帰省した同級生のご夫妻を迎えて近所の[External]ロイヤルホスト九大前店へ。「ドミハンバーグ&海老フライ、牡蠣フライ御膳」1,550円を所望。

帰ってからは、昨日走って汚れたまんまになっているCBの洗車。チェーンもしっかり灯油で洗った後、RKのホワイトルブを塗布。ヘルメットホルダーやクラッチレバー、スタンドの付け根などの可動部にCRC-556を注入。リアブレーキのランプが点き難くなっていたのを調整して年越しメンテナンス終了。

XLRはエンジンを掛けて簡単に点検だけ。やっぱり始動から安定するまで時間がかかる…。明日は少し走らせてから帰るかなぁ。

今日は単に電波状況が悪いのか、それとも某国からジャミングされているのか定かではないが、[External]CROSS FMの入りが悪くなってしまったので、雑誌に埋もれていたレコードプレーヤーの発掘を祝して久々にレコードを聴きながらの更新作業。

親父の一番長い日
『親父の一番長い日』

数少ないレコード盤の中から最初に取出したのは、『親父の一番長い日』byさだまさし。1979(昭和54)年に発売されたこのタイトルは12分30秒に及ぶ長い曲を納めた、日本初の12インチシングル。今となっては13才の少年がどんな感銘を受けていたのかは定かではないが、静かで力強いメロディに載せて語られるさだの歌詞は、歳を重ねるごとに大きく胸を打つ。個人的には神田川なんぞより印象に残っている昭和の名曲の一つだ。

続いて『交響組曲 宇宙戦艦ヤマト』by宮川 泰。心を穏やかにして針を落とすと、パチパチと言うノイズの後に印象深い河島かず子のスキャットが狭い部屋を席巻する。デジタルリマスタリングのCDも持っているが、やはり20KHzが上限のCDよりもアナログレコードの方が心に響く。もちろん、単なる思い込みに過ぎないのは百も承知だが、リスナーの心とはそういうものだ。後は豆を挽いてコーヒーを入れつつ、カラヤン指揮の『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』『四季』に耳を傾ける事に。

「忙しい」という時は心を亡くすと書く。気軽に聴けるCDやシリコンオーディオを否定するものではないが、たまにはゆったりレコードに針を落とすのも悪くない。気忙しい歳の瀬こそ余裕を持ちたい。

【参照】
●ウィキペディア(Wikipedia) http://ja.wikipedia.org/
さだまさし