結局徹夜での改修対応も全面解決には至らなかったものの、機能を絞ってお披露目にトライ。プレゼンスとしては多少弱まった感は否めないものの、抱えている問題を正直に打ち明けて今後の展開計画と協力をお願いし、友好的な雰囲気の中で好感触を得る事ができた。
まだまだ「成功」には程遠いものの、最初の一歩としては悪くない印象。これで安心して年が越せるというものだ。万歳。
さて、今年7月に大分県西部を襲った豪雨災害。町田川の増水で路盤から流出した県道飯田高原中村線(俗称:十三曲,九酔渓)が全面通行止となって久しいが、大分県玖珠土木事務所によると、12月27日(火)から通行可能となった模様。
一部区間は仮設道路による仮復旧で片側交互通行となるそうだが、2004年の台風災害で昨シーズンを丸々棒に振った五ヶ瀬ハイランドスキー場の復旧といい、新しい年を前に災害からの復興を告げる朗報が続くのは縁起が良い事だ。
片や、山形県庄内町で発生したJR特急による脱線事故のニュース。偶然とはいえ、福知山線での脱線事故の記憶が蘇り、心が痛む。123便の事故から20年という節目の年を迎えた日本航空グループを挙げるまでもなく、管制業務を含めて航空界でもトラブルが続いた。
多くの命を預かる公共交通機関だけに「しっかりしてちょ」と言いたいのは山々だが、運転士が子供を運転席に入れたり、独り言を言ったりしてたくらいで「やぃやぃ」言うのもどうよ?。経済性や合理性ばかり追求するようなギスギスした社会ではなく、もっともっと人間性や余裕を大切にするような成熟した社会を作っていかないといかん、と思う今日この頃だ。
来年こそは穏やかな良い年になりますように。
【参照】
●大分県 http://www.pref.oita.jp/
┗玖珠土木事務所 http://www.pref.oita.jp/17009/
●日本航空(JAL) http://www.jal.co.jp/
┗JAA209便(12月26日) 緊急脱出スライド不備について 2005年12月28日
●MSN毎日インタラクティブ http://www.mainichi-msn.co.jp/
┣地下鉄乗客が非常通報:運転士が奇声上げる 2005年12月1日
┣鉄道事故:特急が脱線、転覆 2人死亡、33人負傷--山形・JR羽越線 2005年12月26日
┗日航子会社:JAAが緊急脱出スライドを誤った場所に収納 2005年12月29日