今日の参議院本会議において郵政民営化法案は賛成108に対して反対125と予想以上の大差で否決され、民意に頼るしかない小泉首相はかねてからの言葉どおり衆議院を解散した。
民意に頼っている割にはここ数年は説明責任を全うしているとも思えないのだが、その辺はご本人がどう受け止めているのか伺ってみたいものだ。
さて郵政民営化法案は元より小泉首相に対する事実上の信任投票という意味合いを濃くした総選挙は9月11日に投開票。総選挙としては1年10ヶ月ぶりだが、福岡2区は4月に補欠選挙があったばかりで、なんとも勿体ないねぇ。
一説では自民党の分裂選挙になると言われているが、仮に大義や体面から分裂して新党が立ち上がったとしても、選挙後の数合わせで離合集散するのが関の山だと思うのだが、悲観的過ぎるだろうか？
反対に回った是非はさておき、抵抗勢力の陰で印象がさらに希薄になってしまった民主党の戦略にも注目したい。
