昨年末に公開された『ターミナル』。観逃した…と思っていたのだが、まだやっていたのに気が付き昨夜慌ててレイトショーへ。寒さに負けてクルマで出動。映画1本で2時間分無料なので、残り1時間分200円の手出しと思いきや、400円だったのは祝日の誤算だ。
"約束"というキーワードを鍵にトム・ハンクスとキャサリン・ゼタ=ジョーンズを取り巻く恋愛ドラマかと思いきや、さにあらず。保身に執着し権力を振るうキャリア官僚と、不条理に翻弄されるトム・ハンクスを応援する労働者階級との確執を中心に、いろんなエッセンスが交錯して予想以上に面白かった。陳腐なドラマにしないところはさすが御大スピルバーグ。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズはキレイとかキュートとは一線を画す不思議な魅力を感じる。何はともあれいい女だなぁ。
予告で観た『Shall We Dance?』のハリウッドリメイク版。役所広司が演じていた冴えないサラリーマン役は、なんとリチャード・ギアとな。脇役もオリジナルに忠実なキャラ設定らしく、ちょっと観てみたくなった作品だ。
【参照】
●ターミナル http://www.terminal-movie.jp/
●The Terminal http://www.theterminal-themovie.com/
●Shall We Dance? http://www.shallwedance-movie.jp/