1/4 福岡市東区、筥崎宮にて |
福岡は朝からしとしと雨。あ〜、うっとおしい。たまにはスカッと晴れませんか?
静岡新聞によると、昨年静岡県内の企画会社が運営するメールサーバーがハッキングされ、オーストラリアのオンラインバンキングを偽装したフィッシング詐欺に悪用されていた模様。国内のサーバーが悪用された事例が初めて公に報告されたという事で注目の記事だ。
Webサーバーとして使ってなくても、ハッキングで乗っ取られたら最後、Webサーバーだろうが何だろうが犯罪者の思うままに動かされてしまう。「ウチのような小さな会社なんて狙われるはずがない」等と思う事なかれ。ヤツラにとっては企業攻撃などではなく、タダの踏み台にしか過ぎないという事だ。
いくら不正アクセス禁止法を整備したとしても、外国からのハッキングに対して効力を発揮させるのは大変難しく、ネット社会で法律による保護は期待できそうもない。偽札も流行っているようだし、日ごろからヤツラの常套手段を知っておき、取り敢えず利用者側が疑ってかかる事が重要だ。
今回、静岡の企画会社は一切関知しないので不法に侵入された被害者でもあるのだが、そのうち「気付かなかった」では済まなくなるかもしれない。カギを付けたままで盗まれたクルマが事故を起こした場合のように…
【参照】
●静岡新聞 http://www.shizushin.com/
┗襲い来るサイバー犯罪(上) フィッシング−「偽サイト」詐欺 狙われる「個人情報」 2005年1月3日