クレジットカードの支払伝票に電話番号を記入した事によって、他人が使った国際電話料金を請求される被害が起っているそうだ。
Mainichi INTERACTIVEの記事によると国際電話のクレジット払いは「カード番号と自宅電話番号をオペレーターに伝えればよい」という事だ。暗証番号を要求されるのが一般的だと思うので、被害者は「会員番号」や「電話番号」の下4桁を使ってる粗忽な人に限られるのかもしれないが、今まで何の疑いもなく電話番号を書いてた事を思うと冷や汗ものだ。
日本クレジット産業協会などによると、大手カード会社各社は、加盟店との契約にあたって「客にサイン以外を求めてはならない」とする規約に同意させており、カード決済は署名だけで成立する。しかし、実際には、店員が「サインと電話番号をお願いします」と、カード伝票に電話番号を書かせるケースは少なくない。確かに帰宅してから1桁多く入力された事に気付き、こちらから電話して事無きを得た事がある。そういうケースを踏まえての趣旨はそれなりに理解できるのだが、伝票のコピーが独り歩きするリスクを考えるとやっぱり書くのは躊躇せざるを得ない。
というわけで、電話番号を書かないで済むよう、金額はその場で充分チェックしよう。
【参照】
●Mainichi INTERACTIVE http://www.mainichi.co.jp/
┣大雪:北部九州・山口で各交通機関に乱れ 2004年1月22日
┣年金制度改革:パートへの適用見送り 自民調査会 2004年1月22日
┗口座詐取:おれおれ詐欺グループに売った主婦逮捕 2004年1月22日
■DIGITALトゥデイ
┣カード決済で電話番号の記入不要 注意呼びかけ 2004年1月19日
┗銀行口座をネットで売買、ヤミ金などが悪用 2004年1月5日
●日本クレジットカード協会 http://www.jcca-office.gr.jp/