今日はちょっと気だるい雰囲気だったので、山水亭のオムライスでも喰ってアンニュイに昼寝でもしようかな?と8時過ぎにスタート。
いつものようにR3を走っていたのだが、都府楼高架の100km/hを越えるペースに乗ってしまい予想外のヒートアップ。無意識に口ずさんでいたPet Shop Boysの『GO WEST』に促されるように久々の島原半島へ。
深江町、旧大野木場小学校にて |
筑紫野からノンストップで何とか昼前に千々石展望所に到着。久々に名物「じゃがちゃん」150円を味わったのだが、時期的に外しているせいか水っぽくてイマイチ。北海道の「揚げジャガ」の方がウマかったなぁ....。今度は夏の新ジャガに期待。
18時で閉まる売店に代って「じゃがちゃん」を代行販売するヤマザキデイリーマート。ここはブルーシールアイスを扱っているのだが、沖縄ですらあまり見掛けない「バナパコソフト」まであるとはかなり驚いた。恐るべし千々石展望所。
小浜のリンガーハットでお昼を済ませR57で雲仙アタック。海抜0mから標高約700mの雲仙温泉街までタイトなコーナーを織り交ぜた豪快なヒルクライムを楽しむ。ちょうど桜の花びらがハラハラ舞う様が切ないほど美しい。しかし小浜で25℃ほどあった気温もどんどん下がって温泉街では17℃ほど。一気に登ってきたこともあって数字以上に寒く感じ、温泉に入るでもなくそのまま深江へ下ってしまう。
島原市、まゆやまロードにて |
深江町で行きたかったところが昨年オープンした「大野木場砂防みらい館」。1991年9月15日の火砕流で被災したままの姿で保存公開されている旧大野木場小学校に隣接しているという事もあってぜひとも一度は行かなければならないと思っていたのだ。
やはりその場に廃墟となった校舎の向こうから見下ろす平成新山の迫力はあまりに圧倒的で、とても数十インチの2次元映像では伝えきれない迫力がある。というわけで、写真は撮ったけれど意図的に非公開。ぜひ現地に足を運んで自分の五感で自然の迫力を感じて欲しい。
島原市、しまばら水屋敷にて |
ちなみに「砂防みらい館」では雲仙災害復興工事で初めて導入された無人施工技術に関する展示が中心の非常に興味深い施設だ。実は世界的にも注目されていて宇宙空間や火星での作業などに技術展開されているらしく、思わず「なるほどな〜」と唸ってしまった。こちらも行くべし。
2000年3月に開通したまゆやまロードを走った後、暑くなってきたので島原市街のしまばら水屋敷に移動して「寒ざらし」300円でひと休み。ここでまったりするのも良かったのだが、「砂防みらい館」でゆっくりしたので、あっという間に15時過ぎ。おっとり刀でリスタートする。
多比良から有明フェリーで長洲へ…とも思ったが、急ぐ用があるわけじゃなし諫早周りで自走。佐賀の一楽堂でラーメン500円を喰う。一風堂の血筋を感じさせる洗練されたモダンな博多ラーメン。歯応えの良い細麺とのバランスも良くてなかなか好み。値段もリーズナブルだし言う事なしだね。
というわけで、満足して19時半に帰着。今日もいい一日でした。
参照
●国土交通省 九州地方建設局
-雲仙復興工事事務所
●千々石観光センター
●しまばら水屋敷
●博多ラーメン 一楽堂