与論島沖合にて |
3日10時半に那覇新港を出港した「わかなつおきなわ」。
往路が「つまらなかった」等と偉そうに大口を叩いたバチが当たったのか、それとも誰かさんから恨みでもかったのか、思い出したかのような冬型の気圧配置と相まって強風波浪注意報の出ていた奄美〜長崎の沿岸では波高5〜6mのシケ状態。8000tと決して小さくもない「わかなつおきなわ」ですら小笠原航路以上の揺れでとてもまともに歩けない状態。苦闘16時間の末辛うじて乗り切ったが、都合20時間も断食していたのでヘロヘロだった。
長崎沖合を過ぎた朝8時ごろやっと揺れも落ち着いて、3時間以上遅れた15時前に気温7℃の博多港香椎パークポートに入港。「帰ってきたな〜」という感慨より先に「むっちゃ寒いやん」と思った28時間の長い船旅だった。
ちなみに今回の総走行距離は918km。意外と走ったかな。