第3世代(3G)携帯ではcdmaOneのインフラを活かして最初からほぼ全国で使える通話エリアの広さと料金を武器にしたauが400万台に迫り順調に移行している一方で、テレビ電話などの付加価値をアピールして先行したDoCoMoのFOMAはまだ15万台弱に留まっている。PDCではサービスエリアの広さで市場を席巻したDoCoMoが逆の立場に立たされているところが面白い。
しかし、カバー率95%に達している関東でもFOMAの伸びが留まっている事を考えるとやはり料金の高さとキラーアプリの不在と言うのが大きいと思われる。世界的に見ても3G携帯への移行が順調に進んでいるとは言えない現状を考えると、FOMAを担ぐDoCoMoはちょっと苦しいかも。
参照
●Japan.CNET.com
-11月携帯電話契約数0.5%増、『FOMA』は15万台に達せず
●japan.internet.com
-変貌する携帯電話