Archive: 2008/10/24

モバイルWiFiルーター続々

10/09のウィルコムの「どこでもWi-Fi」に続いて、10/20の携帯電話経由で通信できるモバイル無線LANルータ「PHS300」、10/21の「ワイヤレスゲート ホームアンテナ for イー・モバイル」と立て続けにモバイル無線LANルータが発表された。

既に発売開始となった「PHS300」の標準価格は1万9800円だそうだが、実際インターネット接続するにはイー・モバイルのUSB接続型端末D02HW等が必要となり、更に初期費用と毎月の通信費が発生する。単純にPC1台をインターネット接続するならD02HWだけ買って直接USBに繋げばそれで済む。

コペペ海岸にて
10/2 父島コペペ海岸にて
本文と画像とは関係ないそうです

2万近くするPHS300 Mobile WiFi AccessPointがターゲットにしているのは、ちょっと複数台のPCや、PSP等のWiFiを持つポータブルPDA端末でインターネット接続したいという場合。ま、ホットスポットで用が足りるとしても、自宅と同じWiFi設定でそのまま使えるというのは便利に違いない。

ちなみにイー・モバイルのスーパーライトデータプラン「新にねん」なら月額1,000円~4,980円。iPhone パケット定額フルの月額2,990円~7,280円よりも安くなるので、iPhone 3G代わりにiPod touchを使うのもありだ。

またワイヤレスSDメモリカードEye-Fiとのセット販売も予定しているらしいので、ストリートビューよろしく車載カメラでインターバル撮影したものを片っ端からウェブアルバムにアップロードしていく、な~んて酔狂な使い方も現実味を帯びてくる今日この頃だ。

さて、この手の製品で一番ネックになってくるのがバッテリー持続時間。PHS300では些か心許ない1時間半程度で、予備の充電池や外部バッテリー、ACアダプタを併用する事ができる。またWILLCOMからも単3形eneloop4本で動作するどこでもWi-Fiも発表されており、こちらも注目したいアイテムだ。

一方「ワイヤレスゲート ホームアンテナ for イー・モバイル」もUSB型携帯・PHSデータ端末でインターネット接続するのは同じだが、こちらはバッテリー駆動できない屋内用ルータだ。出張や旅先での現実的なシチュエーションを考えると、バッテリー切れの心配無用なAC給電にしてEthernetポートを付けたのはなかなかいい割り切り方で、存在意義は高いと思う。毎回ネット接続ができるホテルを探す手間暇とセキュリティを考えると、14,800円は決して高くない。

さらにポータブル用途では無いが、同様にWAN側回線装置としてUSB型携帯・PHSデータ端末を想定しているサン電子のRooster-G8.0PLANEXのCQW-HPMM-ERなんてのもある。主に法人ユーザー向けのRooster-G8.0はさすがに高いが、8月に値下りしたCQW-HPMM-ERamazon.co.jpで16,140円くらいから入手可能だ。最近はイー・モバイルFOMAハイスピードのエリアやデータ定額プランが充実されて使いやすくなってきているので、FTTHやADSLの恩恵を充分受けられず寂しい思いをしている方々にも貴重な選択肢の一つになるんじゃないだろうか。

【参照】
●BB Watch http://bb.watch.impress.co.jp/
ココをおさえる! ブロードバンド用語のツボ 無線LANルータ編
サン電子、HSDPA通信端末など対応のルータ「Rooster-G8.0」 2008年8月19日
ウィルコム、無線LAN経由でネットが利用できるモバイルルータ 2008年10月9日
携帯電話経由で通信できるモバイル無線LANルータ「PHS300」 2008年10月20日
トリプレットゲート、イー・モバイル端末対応の無線LANルータ 2008年10月21日
●ITmedia +D モバイル http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/
データ通信カードを装着して使えるモバイルルータ──サン電子「Rooster-G8.0」 2008年8月19日
W-SIMを使った“無線LANルーター”「どこでもWi-Fi」、2009年春に発売 2008年10月9日
電波依存症のアナタに――「どこでもWi-Fi」で、自分専用のWi-Fiアクセスポイントを携帯しよう 2008年10月9日
イー・モバイル網で無線LAN機器を利用できるルーターが発売 2008年10月21日
バッテリー駆動が可能な3G対応無線LANルーター「PHS300」、コミューチュアから発売 2008年10月23日
●ITpro http://itpro.nikkeibp.co.jp/
[特別レポート]検証! ついに登場したモバイル無線LANルーター「PHS300」 2008年10月22日
●WILLCOM http://www.willcom-inc.com/
超小型通信モジュールW-SIM(ウィルコム シム)搭載。いつでもどこでも日本全国が無線LANスポットに~ 「どこでもWi-Fi」の発売について 2008年10月9日
●PHS300日本公式販売サイト http://a-3r-f7n-d.tm.shopserve.jp/
PHS300 Mobile WiFi AccessPoint
●WIRELESS GATE http://www.tripletgate.com/wirelessgate/
イー・モバイルエリアを無線LANエリアに変換するアンテナを販売
●プラネックスコミュニケーションズ http://www.planex.co.jp/
モバイルルータ CQW-HPMM-ER
●サンコミュニケーションズ http://www.sun-denshi.co.jp/
Rooster-G8.0(SC-RS810G)

ローカルDNS

宿題のローカルDNSnx9030を内向けDNSサーバも包括したデフォルトDNSとして動かす事に。

現状、nx9030では192.168.199.1でtinydnsを外向けDNSサーバとして、127.0.0.1でdnscacheをDNSキャッシュとして動かしているが、プライマリDNSサーバとしては192.168.199.1を受け口として「上流サーバ」と「内向けサーバ」にクエリを振り分けるのが筋。

と言う事は、外向けDNSはさておき、全てのDNSリクエストをdnscacheが192.168.199.1:53で受けて、127.0.0.1:53で待つ内向けのtinydnsへ流すのが自然でわかりやすい。

となると外向けDNSの待つインタフェースが無くなってしまうのだが、かと言ってもう一つローカルIPアドレスを与えるのは後々面倒になる気配プンプン。アドレスが被ってもポート番号が被らなければ大丈夫。幸い外向けならばrouterの転送先ポート番号を変えるだけでウマい具合に一網打尽だ。ステキ炸裂。

まずはtinydnsの待受ポートを環境変数PORTから取得して変更できるように改造。

diff -uN server.c.org server.c
--- server.c.org 2001-02-12 06:11:45.000000000 +0900
+++ server.c 2008-10-23 19:06:40.000000000 +0900
@@ -83,6 +83,7 @@
{
char *x;
int udp53;
+ ulong listen_port;

x = env_get("IP");
if (!x)
@@ -90,10 +91,13 @@
if (!ip4_scan(x,ip))
strerr_die3x(111,fatal,"unable to parse IP address ",x);

+ x = env_get("PORT");
+ if (x) scan_ulong(x,&listen_port); else listen_port = 53;
+
udp53 = socket_udp();
if (udp53 == -1)
strerr_die2sys(111,fatal,"unable to create UDP socket: ");
- if (socket_bind4_reuse(udp53,ip,53) == -1)
+ if (socket_bind4_reuse(udp53,ip,listen_port) == -1)
strerr_die2sys(111,fatal,"unable to bind UDP socket: ");

droproot(fatal);