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Last-modified: 2024-04-10 (水)


[一語一絵/旅日記/しまなみ2006GW]

2006年GW Leg 1. 山陽原付旅 / 2006-04-30 (日)

8時10分北九州の実家をスタート。いつものようにR199を東へ流しつつ本州上陸ルートを検討。ちなみに九州~本州を結ぶ交通路は鉄道2本、航路2本、道路3本の計7本存在する。鉄道の2本と[External]関門連絡船を除いてバイクが通れるのは残り4ルート。さらに原付扱いXLR125Rは高速道路である[External]関門橋もまた通行不可なので、[External]関門国道トンネル人道を押して歩くのも現実的ではないので、選択肢は事実上[External]関門国道トンネル[External]関門海峡フェリーの二つとなる。

旅のオープニングとして[External]関門海峡フェリーのアンニュイな雰囲気は捨て難いのだが、40分毎運航の時間待ちで先を急ぎたい事から久々の本州ツーリングは関門トンネルをチョイスする事に。やはりフェリーは帰途で旅の余韻を楽しみむのが良いと思う。

錦帯橋
山口県岩国市錦帯橋にて

[External]関門国道トンネル20円を抜けて8時39分に本州上陸。R2をキビキビ走って9時50分小郡市街地のローソンで休憩。ちなみに[External]小郡町は2003年10月の市町村合併で山口市小郡となっており、JRの小郡駅[External]新山口駅と改称されているのでお間違え無き様。

さて、XLR125Rは自動車専用道である小郡バイパスに入る事が許されなかった事から、ルート確認の意味からもこうして休憩する事になったのだが、これはある意味運のツキでSLやまぐち号の警笛を聴く事ができた。快速CBだったら日帰りのSL撮影ツーリングも十分可能という事がわかったのは、行きがけの駄賃だ。

10時15分に再びR2に復帰。白バイや怪しげに隠れる警察諸氏を横目に、60km/h前後をキープして快調に東へ。大型トレーラーの後塵を拝する形になり眠気を催してきた事もあり、正午岩国錦帯橋でお昼とする事に。当然ながら桜は見る影もないが、桜枚散る景色を想像しながらおいなりさんを頬張る。

ゴキゲンなシーサイド
広島県呉市R31にて

12時40分リスタート。英気を養った後はまた気を取り直して再びR2を東へ。宮島口を先頭にした数kmの渋滞はいつもの事だが、XLR125Rの機動力を活かしてスルスル前へ。廿日市バイパス歩道もあって原付OKだ!!と喜び勇んでスイッチしたものの、ものの数kmで自動車専用道に変わってしまい悲しいかなまたXLR125Rはじき出される

R2に入ったところで給油(125/L円@セルフ)。アップダウンの少なかった今日はなんとリザーブまで240kmも走り、ここまでの燃費計算でも42.7km/Lという好成績だ。あっぱれ>XLR125R

14時過ぎには広島市中心部の混雑もすんなり抜けたので、足を延ばしてシーサイドを行くのが良かろうと色気を出してR31方面へ。しかし、[External]呉ポートピアなどで断続的に混んでたのは誤算であった。

中心部に至った時には15時を過ぎていた事もあり、話題の[External]大和ミュージアムは残りの距離を考えて予定通りパスする事に。

野呂山からの展望
広島県呉市野呂山にて

呉市街地を抜け、R185にスイッチした後は順調に流れ、時間的にも少し余裕があるかな?と思い始めた頃[External]さざなみスカイラインの案内板に魅かれて迷わず寄り道。以前は有料だったと思われる二車線のツイスティな道路は舗装状況もしっかりしていてなかなか快適。10kmという距離から往復30分を見込んで走ってみたのだが、ファームロードといい勝負の結構な勾配は非力なXLR125Rにはかなり厳しい。

山陰に入って陽が当たらないとえらい寒いと思ったら、上の方に至ってはまだ桜の花すら沢山残っていた。なんせピークの[External]野呂山は標高839mを誇る立派な山。[External]さざなみスカイライン終点近くの展望台でも海抜780mと、お馴染みくじゅう高原と同じくらいだったりするのだから寒いはずだ。

R185からノンストップでも17分を費やし、15時45分展望台着。残念ながら霞んでいて下界の風景はパッとしないが、800m近い高さから眼下に海が拡がる景色ってなかなか観られない絶景だ。ところどころで写真を撮ったりしつつ下り、16時17分R185に復帰。やべ~、時間使い過ぎた。

タコ焼きラーメン
尾道市東珍康にて

その後はR185を一気に竹原を通過。17時35分三原R2に復帰し、尾道までの時間的な目処が立ったところでひと安心。

大人しく流して18時尾道着。2003年1月の18切符旅で途中下車して以来の尾道だが、がらりと変わった駅前の雰囲気に改めてビックリ。まだ違和感は拭えないなぁ。

まだ夕方の雰囲気が残っているうちに少し写真でも撮っておこうか、と福本渡船へ。夕焼けが期待できそうなら浄土寺山へ足を延ばすところだが、またまた黄砂が出ているのかパッとしない雰囲気なので、欲張らない事に。

ということで、腹が減っては何とやら。いや、もうホテルへ転がり込むだけですけど何か(笑)。特に思い入れがあるわけではないが何はともあれ尾道ラーメンかな、と新尾道駅近くの[External]東珍康までひとっ走りして、18時15分着。3回目くらいの訪問だと思うが、この時間でもカウンターとテーブル席は7割方埋って、イイ感じに賑わっている。テレビや雑誌にも登場する有名店になっているらしい。

タコ焼きラーメン
尾道市東珍康にて

ラーメン類だけでも20種類以上あるメニューからチョイスしたのは「タコ焼きラーメン」650円。キワモノの怪しさ漂うメニューだが、途中の三原[External]「タコのまち三原」という看板を見かけてからタコ焼きが食べたかったいうよんどころの無い事情があっての事だ。決して「ネタになる」と踏んだからではない。

麺は中太のストレート麺。湧き水で作られたスープは醤油ベースで、魚臭くもなくコクがあってウマい。表面にはたっぷり油が浮いてて見た目コッテリしてそうだが、口に入れると驚くほどあっさり。カリッと焼かれたタコ焼きは別皿で出されるので明石焼き風に個々に浸して食べるのが本式っぽいが、写真を撮る手前もあって一気に投入。これはこれでスープをたっぷり吸ってうまかった。

尾道ラーメン 東珍康(トンチンカン) タコ焼きラーメン 650円
11~24時 木曜定休 TEL:0848-23-4537 広島県尾道市栗原町6023-5

帰り道に給油(136/L円@スタッフ)を済ませた後、18時51分にホテルアルファーワン尾道にチェックイン。シングル5,400円の価格は変らないものの、[External]楽天トラベルで予約したので1%の楽天ポイントを獲得。

北九州から尾道まで原付で375kmの大移動は、さすがに疲れたび~。

【参照】
●尾道市 http://www.city.onomichi.hiroshima.jp/
●東珍康 http://soundvision-tokyo.com/tonchinkan/
●アルファーワン http://www.alpha-1.co.jp/
●楽天トラベル http://travel.rakuten.co.jp/
┗ホテルアルファーワン尾道 http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/15917/15917.html

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1: K-2 (05/03 22:52)
結局連休中の出勤は無くなったので、その日は昼から三原から185号を通って呉方面に抜けて東広島に帰ると言うルートでドライブしてました
かなりのニアミス?
もっともさざなみスカイラインは通ってないのですれ違ってなかったかも