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Last-modified: 2024-03-20 (水)


[一語一絵/ツーリング/2010]

杠 詣で / 2010-09-11 (土)

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我が子も生後50日を過ぎたので、今日は親子共々お出かけのトレーニングとばかりにTIIDAに乗せてご挨拶がてら佐賀市三瀬Cafe 杠(ゆずりは)へと向かった。

10時24分にスタート。天神経由を指示するナビを無視して千代から野芥まで都市高速へ迂回した後、R263~三瀬有料を走って11時24分着。

[External]サイトで今週発表した話についていろいろ聞こうかと思ってたのだが、ちょうどランチタイムに当ってしまった不味さもあり、のんびり話をするのもままならずコーヒーとピザを頂いただけで小一時間ほどで撤収。

Cafe 杠にて
12:02 [External]Cafe 杠にて

帰路は狭広混在の県道46号中原三瀬線でショートカット…という割りに距離はあるが…取り敢えずR385へ。

[External]道の駅 吉野ヶ里で一休みした後、東脊振有料道路で福岡市へ抜けて、14時26分に無事帰着。

気になる我が子の様子だが、往路は起きててゴキゲン、復路は爆睡。チャイルドシートを苦にしない様子なので今のところお出かけに不安無し。な、94kmの初越県ドライブだった。

【参照】
●Cafe杠(ゆずりは) http://setosan.web.fc2.com/
●九州の道の駅 http://www.qsr.mlit.go.jp/n-michi/michi_no_eki/
道の駅 吉野ヶ里


[一語一絵/ツーリング/2010]

バンブー詣で / 2010-05-29 (土)

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8日の佐多岬日帰り以来、3週間ぶりにF800STを起動し、9時過ぎスタート。

日当たりの良い駐車場では気温は既に25℃を表示し、予想通りRR7201ジャケットフォースフィールド リブプロテクターのレイヤードではTシャツ1枚でもすぐ汗が吹き出すよ。

いつものようにR3をサクサク流し、太宰府IC手前のスタンドでタイヤの空気を補充した後、とっとと九州道へ。

鳥栖JCTから長崎道へスイッチし、いつものように6速3500回転で100km/h前後の巡行速度でクルーズ。安全な車間距離の目安とされる100mはともかく少なくとも50m以上の確保を心がけているが、50m以上空いてると5分と経たずに割り込まれてしまうので、100mもの車間距離を確保するのはなかなか難しい。

金立SAで一息入れるが、じっとしている方が暑くて疲れるので冷たい缶コーヒーを一気に飲み干してリスタート。

大村湾PAにて
10:56 大村湾PAにて

長崎多良見IC長崎道を抜け、長崎バイパス川平有料道路とスイッチ。

[External]NEXCO西日本管轄の長崎バイパスに対して川平有料道路[External]長崎県道路公社の管轄なので、[External]ETC休日特別割引による1000円上限の適用外で別途150円必要。

普段ならば長崎バイパスの浦上出口からR206に抜けて北上したいところなのだが、何と言っても人気店には早く行くに限るので、缶コーヒー1本我慢した事にしてまっすぐ長崎市時津町へ。

というわけで、目論見通り11時31分、開店直後のグリーンバンブーに無事到着。

昨年4月はフルコースだったから、正統トルコライスは…と振り返ったら2006年9月の初回以来の2度目だったみたいですよ。

もちろん、今回もメニューも見ずに「トルコライス」をオーダー。今更勿体付けとか小細工は無しだ。

正統トルコライス
11:40 グリーンバンブーにて

揚げ立てサクサクの肉厚トンカツもウマかったが、今回は何気なく掛けられているカレーが味わい深くて滋味にウマい。2006年9月も書いたが、いちいちウマくてさらにバランスが絶妙。43歳にはちょっとキツいかと思いきや、ガツガツ15分ほどで完食。

4年の時を経ても満足の逸品はさらに進化していると言えよう。長崎の良心、ここに健在だ。

洋風御食事処 グリーンバンブー
トルコライス850円
長崎県時津町左底郷87-115-2-19 TEL:095-882-7780

正午にリスタート。まずは、いつものようにR206を北上するものの、淡々と走るのは高速で飽き飽きしているし、海岸線もペースが上がらないと暑くてしんどいのが見えている。

というわけで[External]ながさき県民の森の案内板に魅かれて県道204号奥ノ平時津線にスイッチし、西彼杵半島の中央を北上するルートを取ったが、これが大正解。

県道229号扇山公園線
12:25 県道229号扇山公園線にて

標高が上がると共に気温も20℃以下まで下がって涼しいほど。道幅こそ広狭入り交じるが、路面の荒れもなく至ってクリア。アップダウンとコーナーが複雑に混じり合う旧来の山道の佇いをリズミカルにトレースするのも、大規模に整備された広域農道を豪快に走るのとはまた違った楽しさがあるよね。

県道229号扇山公園線県道205号日ノ坂瀬川港線と繋いで西海市西彼町小迎郷に抜け、R202に接続。

途中、西彼杵広域農道(西海オレンジロード)の看板も発見したが、次回の宿題に。こりゃいいルートのログが取れた、と思ったが電池切れしてたのは迂闊だった。予備持ってたのになぁ。

12時58分西海橋で一息。大村湾PAで見た「びわソフト」が食べたかったのだが、ここには無かったので大村まで南下して長崎道へ入り大村湾PAへ寄る事に。

[External]ハウステンボスの脇を抜けてR205にスイッチし、大村湾沿いに南下して長崎道へ。目論見通り14時18分大村湾PAで「びわソフト」休憩を挟み、燃費重視の80km/hペースで巡行。15時49分志免スマートICをOut。

〆はいつものようにオブリステーション志免SSで給油。表示価格は8日より4円上がってハイオク153円。週末5円引きで148円×12.22L=1,809円也。県道68号福岡太宰府線を寄道しながら16時19分に無事帰着。375kmの満足ツーリングだった。


[一語一絵/ツーリング/2010]

阿蘇Express 4th - ZOOM-ZOOMで行こう - / 2010-05-21 (金)

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たまにはオープンカーでドライブもいいっしょ、というわけで今日は[External]マツダ・ロードスターを調達。と言っても、そう簡単に買える代物でも無いので、早い話がレンタカーだ。

[External]マツダレンタカーで結んだ12時間の借用契約はWeb会員割引やらNOC保証オプションやらで明細はよくわからなくなってしまったが、〆て14,595円也。ボリュームゾーンのコンパクトカーだと1泊2日の割引プランなどで1万円程度から借りれる事を考えると高い事は明らかだが、ネズミーランドのパスポート5,800円×2人分と比較すると割高感は無い。ていうか、個人的にはロードスターの圧勝。

それくらいの贅沢、許してケロ。

8時10分[External]マツダレンタカー福岡空港前店着。15分で手続きを済ませて8時25分スタート。8時46分太宰府ICから九州道へ飛び込み、これで[External]通勤割引の適用を担保。

3代目NC型は初めてだが、1stインプレッションはなんせシートが低くて乗り込みに苦労するし、シート下や裏の空間も皆無で室内にデジカメ入りバッグの置き場所が無くて困った。ステアリングも重めとかTIIDAと比較していろいろと気になるところはある。が、そういった"不便さ"をスポーツカーの宿命という事で甘んじれば、視点も極端に低く感じる事もなく思ったより違和感は無い。ソフトトップの開け閉めも初代とは比べるべくも無く簡単になってるし、やっぱ良くできてると思うね。

定番の長者原にて
11:41 やまなみハイウェイにて

何はともあれ基山PAに滑り込んでひと呼吸入れ、早速ルーフオープン。目的地は迷うことなくやまなみハイウェイに決まっている。大分道にスイッチして速い方の流れに乗って快走。追い越し加速でのレスポンスはイマイチな感じ。6速ATのせいか、MC前のLF-VE型2000ccエンジンのせいかは不明。ていうか、言うまでもなくTIIDAより圧倒的にキビキビ走るので、漠然とF800ST並みの機動力を過度に期待しちゃってたような気がするな。

放射霧の影響という事でスッキリとしない空模様で地味にジリジリと暑いものの、オープン走行にはカンカン照りより適度に弱まった陽射しの方が◎。途中、萩尾PA玖珠SAで妻にステアリングを委ねたりしながら、10時16分九重ICをOut。

10時30分水分峠からやまなみハイウェイへ。ゴキゲンなペースで飛ばす先行車とつかず離れずな距離を保って快走。マニュアルモードもなかなか面白いね。飯田高原の旭交差点を左折し、[External]白水鉱泉に寄道。天然炭酸水に砂糖を溶かしてサイダーっぽくして飲むのがツウ、と言いたいところだが、グラニュー糖が溶けきれずちょっと失敗。ヨーグルト用の顆粒砂糖が良さそうな気がする。

ここからだと広域農道久住へ抜けた方が近そうだが、やはりやまなみハイウェイの一番美味しい飯田高原はオープンカーで走っとかないとでしょう。ということで、再び緑のトンネルを通ってやまなみハイウェイへ復帰。

ウドの天ぷらとオムライス
12:25 山水亭にて

定番スポットの長者原も久々に立ち止まって撮影会だ。

牧ノ戸峠を越えて12時12分山水亭へ。定番中の定番「オムライス」を所望。残念ながらタラの芽はもう終ったという事だったので代りに「ウドの天ぷら」を頂いた。

山水亭から先はヒゴタイ公園久住高原ビレッジ久住滑空場を周るいつもの農道を通ったのだが、このあたりでも牛馬が横断する箇所に口蹄疫消毒用の消石灰が撒かれていて、通過する度に巻き上がる消石灰には思わぬ難儀をさせられたね。

13時27分[External]どこでもかふぇTONCHAN着。走っている分には風を受けて気分爽快なのだが、なんせ止ると蒸暑いので、アイスを所望。

14時03分リスタート。R442からやまなみハイウェイへ復帰。ちょい旧型バスの黒煙を嫌い車間距離をいつもの3倍確保して、一ノ宮町宮地へ。阿蘇神社入口交差点の道路工事で暫く待たされたものの、平日だけあって仙酔峡道路は快走。

15時08分仙酔峡着。ピークは過ぎているものの、5万本のミヤマキリシマは圧巻で、まだまだ山全体をピンクに染める景色は見事だったよ。駐車場の手前3km地点から2箇所ほど有る仮設トイレの存在が示すほど凶悪な渋滞っぷりで有名な場所だが、平日出動したのは大正解だったね。

盛況、ツツジ祭り
15:29 仙酔峡にて

最後に15時49分リスタート。16時03分阿蘇市坊中[External]「夢の湯」で足湯休憩。[External]道の駅「阿蘇」に移動して食べた[External]モーモーファーム竹原牧場のソフト350円も超なめらか&クリーミーでうまかったね。

16時43分帰投。どこを案内しているのか知らんが返却店舗の到着予定時刻19時53分と告げるカーナビを無視して、ミルクロード大規模林道 菊池人吉線(菊池~大津区間)でZoom-Zoomを堪能。[External]四季の里・旭志から山を下ってR325にスイッチ。

あと少しで菊池グリーンロードというところで未拡幅をボトルネックとする渋滞に遭遇するものの、カーナビの地図と方向感覚を頼りにセブンイレブンの近くから裏道でショートカット。目論見通り菊池グリーンロードへ抜けて作戦成功。後は県道53号植木インター菊池線R3を挟み18時22分植木ICから九州道へ。

広川SAでトイレ休憩を挟んだ以外は100km/h以上のペースで巡行し、19時15分太宰府ICをOut。〆は一光 福岡南バイパスSSで給油。142円の週末5円引きで137円×26.73L=3,662円也。19時45分マツダレンタカー福岡空港前店に無事帰着して気持ち良く返却。

405km[External]ZOOM-ZOOMドライブは、行程燃費も405km÷(26.73L)=15.15km/Lとなかなかの好成績。2005年発売ながらもオドメータはもう10万km近くになってなかなかお疲れな車体だったが、そんな事は微塵も感じさせなかったのもさすが日本製ですな。

【参照】
●ZOOM-ZOOMってどんなこと http://zoom-zoom.mazda.jp/
●マツダレンタカー http://www.mazda-rentacar.co.jp/
福岡空港前店
●どこでもかふぇTONCHAN http://www4.ocn.ne.jp/~toncafe/
●阿蘇阿蘇コム http://www.aso-aso.com/
仙酔峡つつじ祭り
●阿蘇夢の湯 http://www.aso.ne.jp/~yumenoyu/


[一語一絵/ツーリング/2010]

フェニックスExpress - 鵜戸神宮 - / 2010-05-16 (日)

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TIIDA7時8分スタート。県道607号福岡篠栗線県道68号福岡太宰府線とスイッチして、まずは先月オープンした「資さん」志免町店でサクッと朝食。

続いてオブリステーション志免SSへ。先週より4円上がってレギュラー142円表示だったが、週末5円引きで137円×29.34L=4,020円也。TIIDAもお腹いっぱいになったところで7時56分須恵スマートICから九州道へ。

今日は宮崎に昼前に着けるよう、到着時刻重視。8時32分山川PA9時24分緑川PA10時39分霧島SAと、およそ1時間毎に一息入れつつも100km/h超で巡行した結果、11時20分宮崎ICをOut。

名物、チキン南蛮
11:41 おぐら 瀬頭店にて

思惑通り、11時30分[External]おぐら 瀬頭店到着。ここまで100~120km/hをキープしてきたものの、頑なにエアコンを使わず上りは辛抱しつつ下りで稼ぐ方向で頑張った甲斐あって、車測燃費で19.1Km/Lと思ったより好成績だったのは嬉しい誤算。

さて、さすがに日曜日だけあって駐車場は早くも8割方埋っている状態だったが、店内は割合ゆっくり。勿体ぶってメニューに目を通した後、初志貫徹でチキン南蛮980円をオーダー。2年5月ぶりのチキン南蛮は、タルタルソースは相変わらずの絶品っぷりだったもののお肉はちょっとパサパサな感じだったのは残念。次回に期待だ。

12時12分リスタート。抜群の青空の下、窓を開けてフェニックスロードR220を南下。往路、油断してうっかり道なりに進んでしまい、堀切峠ではなく新道のトンネルを通ってしまったのは誤算だったが、内海から先は海も空もどこまでも青く輝く日本でもベスト3に入るシーサイドドライブウェイを満喫。

13時[External]鵜戸神宮着。[External]鵜戸神宮(Wikipedia)では恭しく安産祈願を済ませ、大義名分を果たす。その後は宮前の土産物屋で「日向夏ソフト」を所望。ソフトと言うより、ジェラートな舌触りだったが、思った以上にあっさりし過ぎていてちょっと期待はずれ。

鵜戸神宮
13:14 鵜戸神宮にて

14時09分、リスタート。復路も迷うことなく国内屈指のシーサイドドライブウェイを大人しく戻る事に。内海から旧道へ逸れて、14時37分[External]道の駅 フェニックス着。旧道となったので閑散としているかと思いきや、観光バスもひっきりなしにやってきて変わらぬ賑わいを見せていたよ。ここでは定番と言うより鉄板の「アップルマンゴーソフト」を所望。250円とリーズナブルなのに濃厚でウマかったなり。

15時11分、リスタート。ここまで一般道だが平坦で流れも良く信号も少なかったのでデイリー燃費は更に19.7km/Lまで改善。ほぼ半分残すガソリン残量からして福岡まで大丈夫とは思ったのだが、精神的には少し入れておいた方が安心。宮崎ICの直前で日米商会 南バイパス セルフSSを発見したのでタイヤチェックを兼ねて給油。ここも137円だったが、[External]ENEOSでは楽天ポイント2倍[External]楽天カードが使えなかったので、10Lだけ入れて1,370円也。

日南海岸!!
14:50 道の駅 フェニックスにて

15時36分宮崎ICから宮崎道へ。デイリー燃費20km以上を目指して復路は燃費優先&休憩多めで、15時56分『メロンパンのうた』がヘビーローテーションされてる山之口SAで「地鶏の炭火焼き」、17時03分えびのPAでコーヒー、18時22分宮原SAで「いきなり団子」をつまんでゆっくり。

最後に19時09分北熊本SAで「熊本ラーメン」の夕食を済ませ、ノンストップで20時45分志免スマートICをOut。

〆はまたしてもオブリステーション志免SSで給油。朝と同じく137円×21.50L=2,946円也。県道68号福岡太宰府線を寄道しながら21時18分に無事帰着。鵜戸神宮往復14時間10分、694kmのロングドライブだった。

最終的な行程燃費は694km÷(10+21.5L)=21.7km/Lとエコカー減税車の基準を圧倒する好成績を記録。それにしても巡行速度20km/h程度の違いで燃費が2.0km/L近くも変わってくるとは驚いたね。バッテリー交換でリセットしなかった甲斐もあったかな。

【参照】
●鵜戸神宮 http://www.udojingu.com/
●YouTube http://www.youtube.com/
メロンパンのうた(完全版)

[ ツッコミの受付は終了しています ]
1: カズ (05/17 22:58)
ご無沙汰しております。
2カ月ほど前におぐらに寄りましたが、やはりパサついてました。
GWはおおさかやでリベンジしました!
2: YANO (05/18 09:28)
ご無沙汰です。おぉ、やはりそうでしたか。
地元ナンバーのクルマも少なかったし、向かいの店舗もいつしか閉鎖。
メジャーになりすぎてアレなのかもしれないですね。
高鍋の「おおさかや」ですか、もう400gは無理なので200gあたりでいきたいです。
ていうか、都城かえびのあたりでうまいとこ無いかな~(笑)
3: ながの (05/18 22:18)
ご無沙汰しております。
鵜戸神宮でおちちあめ!。
安産をお祈りします。
4: YANO (05/19 09:52)
ご無沙汰です。
おちち水は生姜が効いてて美味しかったです。
おちちあめはお湯に溶いて飲んでましたが、味は?(笑)

[一語一絵/ツーリング/2010]

最南端Express - 日帰り最長 - / 2010-05-08 (土)

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どういうわけか朝6時過ぎにバッチリ目が覚めてしまったので、朝飯もさておきF800STを起動して7時スタート。

前回は絶妙だったRR7201ジャケットフォースフィールド リブプロテクターのレイヤードだが、気温は18℃にも関わらず、強い陽射しも手伝って支度をしている間にうっすらと汗をかいてしまった。こりゃ今日はもう少し薄手にすべきだったかな?と思ったものの、走り出すと意外に風が冷たい事に気付いた。

7時14分太宰府から九州道に入り、早速基山PAで「かしわうどん」休憩。取り敢えず、今日は早出したので南阿蘇方面へ向かおうかと鳥栖JCTをさらに南下する事を決定し、7時42分リスタート。

燃費重視のクルーズで3000~3500rpm、100km/h以下をキープするものの、気温は20℃を越える事もなくやっぱり風が冷たい。8時34分北熊本SAでコーヒー休憩。この時間ならば南九州まで足を延ばせるなぁ、どうせ高速1000円だし、と考え直して8時50分リスタート。

松橋八代を通過し、9時27分坂本PAでコーヒー休憩。ここで目的地を最終決定しようと思ったのだが、北熊本SAでもらったガイドマップに載ってた東九州道末吉財部ICから先、[External]曽於弥五郎ICまでの無料区間が気になる。高速1000円で行ける南方面最遠は宮崎の西都になると思うが、取り敢えず未踏の道路である事は間違いないので、そこを目当てに9時40分リスタート。

息を止めるには長すぎる6km越の肥後トンネル加久藤トンネルを抜け、えびの市街に下ると一気に暑くなってきた。加治木JCTから先のルートを確認する為、10時31分溝辺PAでトイレ休憩。[External]曽於弥五郎ICから先は、12時までに鹿屋市街地に入れれば本土最南端佐多岬を目指し、さもなくば桜島からフェリーで鹿児島市街に渡って「白くま」でも喰って帰るという押さえのプランを頭に入れて、10時47分リスタート。

本土最南端のAコープ
13:42 Aコープ佐多にて

加治木JCTから隼人道路にスイッチし、そのまま東九州道と乗り継いで11時28分曽於弥五郎ICをOut。[External]道の駅「おおすみ弥五郎伝説の里」でトイレ休憩。こりゃ12時までに鹿屋市街地に入るのは無理だなぁ、と思いつつ11時49分リスタート。R269を快調に飛ばす地元車にくっついて走ったものの、結局R220鹿屋バイパスにぶつかったのは12時20分

というわけで、当初の予定では桜島からフェリーとなるべきところだが、ここまで来ちゃったら昼メシ抜いても昨年7月のリベンジしとかないとでしょう。2007年春のロードパーク復活以来、バイクではまだ行けてないのだし、少しくらい遅くなったところで明日は日曜だ。

そうなると心細いのがガソリンだ。バッテリー交換後の通算燃費30kmを記録中のF800STとは言え、車載コンピュータが表示する距離はあと120kmほど。60km先の佐多岬までは余裕だが、鹿屋往復となると微妙なところなのでできれば手頃な価格のところで少し補充しておきたいところだ。ところが、ENEOSはたくさんあるのにセルフのスタンドが見当たらなかったし、1箇所だけレギュラー137円表示のSSもあった以外は価格表示も無かったので、昼メシに続いて給油も見送り。まぁ本土最南端のスタンドで入れておくのも地域振興だと思う事にしよう。

R220鹿屋バイパスからそのまま県道68号鹿屋吾平佐多線へスイッチ。そこから繋がる肝属グリーンロードが良かった。景色的には広大なだけで平凡かもしれないが、ファームロードwaitaのおいしいところがてんこ盛りな感じ。アップダウンを繰り返す豪快なストレートを高速コーナーで繋いだ16kmは強固な自制心が無ければ楽しめないルートだ。

願わくばいつまでも快走ペースを維持できるようメジャー路線になって欲しくないのだが、万が一にも「龍馬が通ったかもしれない道」等と言われて観光客が大挙するようになったらガッカリにも程がある。が、どう転んだところで行き着くところは本土最南端。陸の孤島と言っても過言ではない辺境の地なので、端からそんな心配は無用だろう。

さて佐多岬まで16kmとなったところで安心したのか腹が減ってきた。そろそろ給油もしといた方が良さそうな気がするので、最後の街へと進路を外れて13時24分南大隅町佐多伊座敷に。本土最南端のAコープ佐多店で半額になった弁当を喰い、本土最南端のJASS佐多給油所500円分(ハイオク3.21L)給油し、13時54分リスタート。

本土最南端のガソリンスタンド、本日休業
14:05 おおすみ岬漁協給油所にて

ちなみに佐多岬ロードパークの入口手前に正真正銘本土最南端おおすみ岬漁協給油所があるのは覚えてたのだが、なんと土曜日にも関わらず本日休業だったよ。潰れてたわけではなさそうなので良かったが、アテにせず本土最南端のJASSで入れておいて正解だったな。

14時08分佐多岬ロードパークに進入。[External]南大隅町の所管になってから初めて。かと思いきや、2008年の正月にDEMIOで来たのを書きかけのままになってる事に気付いた。orz

14時23分佐多岬駐車場に到着。先客はクルマとバイクあわせて10台程度。連休の余韻と言うよりは普段の週末かな?という程度の賑わい。この先は入園料が300円、展望台ではさらに200円が徴収される事になるが、今回は時間が無いという大義名分を掲げてここでUターン。

そういえば2000年11月の初制覇の時から定番の撮影ポイントである「北緯31度線標識」。「ホントに北緯31度線上にあるのか?」というのがずっと気になってたのだが、今回DG-100で計測した結果「北緯31度線標識」は31度00分15秒61だった。逆に、正確な「北緯31度線」は佐多岬駐車場の入口付近。覚えておくとちょっと自慢できるかもよ。

14時41分リスタート。往路で接続し損ねた肝属グリーンロードの北部と南部の支線も走るつもりだったが、結局復路でもまた接続に失敗してまた来た道を戻る結果になったのは残念。元々14時には佐多岬を折り返すつもりだったので、40分ほどの遅れ。支線はまた次回の宿題としたい。

肝属グリーンロード
15:35 肝属グリーンロードにて

16時04分に鹿屋市でR220にスイッチし、スタンドを探しながら北上。16時26分セルフシーサイド新城SSで給油。ハイオク146円×14.85L=2,167円分。コーヒーで一服した後、虫の死骸で汚れたシールドも水洗いして、16時42分リスタート。

陽が長くなったとは言え、日没まであと2時間ほど。暗くなる前に距離を稼いでおきたいので先を急ぎたい気持ちはあったものの、急がば回れで[External]道の駅「たるみず」に立ち寄って足湯休憩。15分ほど足湯に浸かったが、やっぱり足が軽くなって疲れが取れた感じだ。ここで食べた「びわソフト」もウマかった。

結局30分ほどのブレイクとなり、17時41分リスタート。再びR220を錦江湾沿いに北上し、18時06分国分ICから隼人道路へ。

加治木JCTから九州道へスイッチし、傾く西日と競争するように「燃費はさておき」モードで一路北上。溝辺PA付近では気温が20℃を下回って一気に肌寒くなってきたので、全開にしていたベンチレーションを閉じて対応。明るさが残るウチに、足湯休憩のリフレッシュが効いてるウチに、と先を急いで19時04分肥後トンネルを抜けて作戦成功。

19時16分宮原SAで大休止。腹一杯になると眠くなるからなぁ…と思いながらも頼んだのは熊本ラーメンとチャーハンのセット。我事ながら「何だそれ」と思いながらペロリと平らげた後、19時58分にリスタート。落下物や障害物が見えづらい漆黒な世界は二輪車にとってリスクが高いので、いいペースのクルマを露払いに付いていく。もちろん、充分な車間距離を確保しておくのは言うまでもない事だが、充分開けておくと間にスッと入られてしまうのが辛いところだ。

交通量は八代を過ぎて増えた後、熊本を過ぎたらさらに増量。もはや前方のテールランプが見えなくなる事が無いどころか、切れ目を挟んで車列が続く状態。結局、遅すぎず、疲れすぎずのペースで走れたので、宮原SAから2時間15分ノンストップで21時15分志免スマートICをOut。

〆はいつものオブリステーション志免SSで給油。21時で終了なんじゃないかと不安だったが、23時までとの事で助かった。前回と同じく表示価格ハイオク149円、週末5円引きで144円×10.93L=1,574円也。県道68号福岡太宰府線をクールダウンして21時40分に無事帰着。佐多岬往復14時間40分、816kmも走ったハードなツーリングだった。